久しぶりにブログを更新します‼︎

それもこれも...
最近、パリに初めてのデイサービス施設が出来たと知ったからです‼︎

比べてはいけない...というか、比べても仕方がない事なのですが...
職業柄、どうしても日本と比べてしまいます(´・_・`)‼︎



私の率直な意見...いいですか?




遅っ‼︎‼︎‼︎




日本では、1979年から始まっています。
私が生まれるだいぶ...(だいぶ?)前から存在しているんです‼︎
現在、隣国のスペイン、ドイツ、ベルギーにもあるそうです。

私が働いていたアイルランドの施設には、デイサービスはありませんでしたが...
アイルランドのホストマザーが、土曜日だけ教会だった施設を貸し切り、認知症の方と歌を歌ったり、お菓子を食べるというデイサービスの様な企画はやっていました。
私も毎週、手伝いに行っていました。



今まで需要がなかった訳ではないと思うのですが。

フランスでは出生率を上げるのに力を入れ過ぎて、高齢者への対応はヨーロッパ他国よりも遅れを取ったと言っている方もいます。


こちらではよく、訪問看護師や訪問介護士などの在宅で医療従事者を利用している人が多い印象です。

私の義理の祖父母も利用しています。

日中に送迎車が来て、デイサービスに通うというのは...そういえば聞いたことがありませんでした。


義祖父母関係で、私もこちらの病院や老人ホームに行ったり、訪問看護師に会ったり、実際に患者として病院に行った事があります。



そこで、私が今までに実際に体験した、フランスの看護について書きたいと思います。
フランスの看護師ではないので、いち患者家族、いち患者としてですが。

※注)あくまでも私の体験談、主観なので...フランスの全てがこうだというわけではありません。


フランスの看護師...



私の率直な意見...いいですか?




雑っ‼︎‼︎‼︎






まず、病院(普通の病院、プライベートではない)の看護師はほとんど患者と関わっていないように見えました。

だって...
病棟の徘徊老人は、放置
転倒のリスク等があるので、日本ならナースステーションで一緒に過ごすか、あまりにも酷い場合は家族に連絡したりします。

「徘徊している人がいますよ、きっと部屋がわからなくなったようです」と、看護師に伝えても...

「あっ、そう。いいのよ‼︎」

みたいな感じでした。

看護師は集まって、ペチャクチャ話をしながらパソコンをいじってました。
記録をしなきゃいけない時間だったのかもしれませんが...



昼食は、配膳されますが...放置‼︎
セッティングはしてくれません‼︎

セッティングは看護師の仕事じゃないのかもしれませんが...

手が届かなかったり、片手しか使えないとか、自力で起き上がれない人もいるのに...

日本なら、体位を整えて、セッティングして、必要があればエプロンまで付けるのになぁと。

だから、私の義理祖母は入院時、思うように食事ができず...私の姑がなるべく昼食の時間には面会に行っていました。





そして、終いには...
ナースコールを押した同室者。

10分くらいして、やっと看護師が来たなぁと思ったら...

看護師「何?どうしたの?私は時間がないんだから、ひとり5分よ‼︎

と、訪室と同時に同室者へ言い放ったのです。



日本じゃ、ありえない‼︎

なんだ、この対応は⁉︎⁉︎
本当に看護師なの⁉︎⁉︎

と、びっくり仰天してしまいました。
(びっくり仰天...?古...)



まあ、他にも色々と気づく点はありましたが...
寝たきりで痩せた体型なのにエアマットじゃないとか、
車椅子の置き場所とか、
ベッドのストッパー止まってないとか、
尿臭がすごいけど清拭とかシャワーしてるのかとか...


たくさん。笑
職業柄...仕方ないですね。


※注)こんなんでも、フランス人の男女平均寿命が82.4歳(2017年WHO公開データ)、日本人は83.7歳。あんまり大差がないんです。きっと、フランス人はバカンスをたくさん取るから...かな?笑。謎だ。



こちらで、アメリカンホスピタルという病院にお世話になりましたが...
(日本人がよく海外旅行保険で行く病院)

アメリカンというわりには...案内係も医者も英語は通じませんでした‼︎笑
英語が出来る医者も数人いる?的な感じでしょうか。

日本語通訳のおば様がいますが、フランス人なので...冷たいです。
医療者ではなく、ただの通訳の人なので...患者を思いやる声かけとか、配慮とかはないです。
日本人の看護師の私にとっては、違和感でした。

きっと、フランス語も英語もわからない患者にとっては、もっともっと不安なはずです。



さらに、看護ではないのですが...

こちらのソーシャルワーカーさん...あまり頼りにならないと、姑が言っています。
たまたま、担当者がだと思いますが。

義祖母の退院後、前の家(エレベーターなしの5階住まい)には戻れないので、新たな住居を探さないと‼︎と、なりました。

日本なら...色々と相談して、ソーシャルワーカーに任せておけば、まあ決まるとは思いますが。

彼女の場合は、ソーシャルワーカーがやっと見つけてきたのは...条件に全く合わない物件。
そのため、姑自身が色々な所に電話をかけ、探していました。
何で、そんなに家族が大変な思いをしないといけないのか?




しかしまあ、こちらの看護師だっていいなぁと感じた事はあります‼︎


それは、外来に看護師がいない事‼︎笑


不思議に思うかもしれませんが...


外来の診察室には、医師しかいません。
診察室の前室に秘書がいるくらいです。

助産師には各自、自分の部屋があって、そこで患者をひとりで診察します。
(あっ、オメデタではないですっ‼︎付き添いで‼︎←誰も聞いてない)


私が看護師を見たのは、病棟と採血室でだけでした。

これが、何故いいなぁと思うかというと...


外来の看護師って、ぶっちゃけ...いらなくないかな⁉︎と、私が思っているからです。笑

私も外来をやった事がありますが...

医師が頑張れば、ひとりで出来る事が多いんですよ。

私がやったのは...

患者の体位を整える。
カルテを渡す。(←今時紙カルテの所)
何かの案内をする。

1番バカバカしかったのは...
医師の電子カルテ入力をチェック‼︎
外来患者と入院患者、名前も明らかに違うのに間違ったり...
薬の投与量を間違ったり...
しちゃうから‼︎

※あの医師だけであってほしい‼︎笑


あの時は...私、看護してますか?と、思ってしまいました。

こちらでは、医師が全てひとりでやります。
それでも、スムーズでした。

だから、これは日本でもやってほしいなと。
そうすれば、もっと看護師は看護師らしい仕事が出来るのではないかと。
まあ、医師が忙しいとか...そんな事やってられるか‼︎みたいな感じで、日本では無理だと思いますが。

(お医者様さま〜です。笑)




こちらの医療保険や介護保険の制度に関しては、まだまだ勉強しなければなりませんが...


こちらの看護師と日本のとでは...
かなり違うという事は明らかかと。笑




マイナーな話題で長いのに、最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます‼︎
╰(*´□`*)╯♡

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写真は、パリで見つけた、頭のサイズ感がおかしいのに気取ってるクマ、ラルフローレンのお店です。
(記事とは一切関係ありませんが...笑)



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