紫陽花のブローチとピルケースです。

そろそろ梅雨の季節なので、気分の後押し、爽やかに綺麗な色で染めました。



5月に兜のシルクスクリーンに使ったメディウムを糸目にしました。
桜の時は金色でしたが、こちらは銀が入っています。(ほぼグレーに見えますが…)
今回も時短で糊を落とさないため、立体的でかえってインパクトが有る仕上がりになったでしょうか。


生徒さんには「青花で下絵を写す」と教えていますが、私は最近手を抜いて下からライトをあてていきなり糸目をすることが多いです。


小物を作る時は、いくつか一緒に刺繍枠や木枠を伸子代わりに使うのですが、一つ一つにしてしまったので、コーヒーの蓋を利用してみました。


よすみをテープで止めて色挿しを始めたところ、手が滑って黄緑で地を汚してしまったので、輪ゴムを巻いてみたらなかなか優れもの、しっかり握れてスムーズに色挿しが出来ました。


小さいものなので細かいところは面相筆、地染めのブルーは彩色筆を使いました。


昨年の市民講座の会場は「川越西文化会館(メルト)」を使わせてもらいましたが、そのご縁で今年は10月のマルシェと共に、12月5日に講習のお話もいただきました、有り難うございます。

マルシェでは小物やワークショップ、今年も生徒さんと参加できれば良いですね。

紫陽花は季節的に無理ですが、写真のように堰出し友禅(額)、糸目友禅(ブローチ、ピルケース)などの技法を講習用にアレンジして行う予定です。

友禅染を楽しく体験していただけたらと思っています、ちょっと先の話ですが興味の有る方はぜひ参加して下さいね。