嫌いな奴がいる
わたしを何年も可愛がってくれた夫婦
ある日以上に気づく
さけられている
かげくちをいわれている
わたしは思い切って自宅を訪れてわけをきいた
なんとも子供っぽいりゆうだった
その人たちはわたしの人生には
ひつようでなかっただけ
三十年もの付き合いを
ささいな誤解で壊してしまえるほど
あの人たちにわたしもまた必要なく
80を過ぎ、周囲に嫌われて、癌にも蝕まれていて
朽ち果てて逝けばいい
そうやって口を開けば人の批評ばかりだった
嫌われて死んでいけばいい
風の噂で聞いたらわたしは祝いの花火をあげる