今日から父が2泊3日のショートステイに行きました。


近所の特別養護老人ホームで、父が飲食店を経営していた現役時代から、そのホームが出来上がるのを見ていたこともあり、自分はいつかあそこに行くんだ、と思っていたようです。


私がライブのある土日に利用してもらって、私が家を空ける時に母の負担を減らそうという作戦なのですが、初回は土日利用が難しくて、スタッフの体制が整っている平日の利用から始めることになりました。


ショートステイの利用は今年の初め頃から検討していたのですが、コロナの影響で3月からずっと新規の利用受け入れが出来なくて、今月までその存在をすっかり忘れていました。


父は寝たきりでも車椅子でもないので、家で介護するのが当たり前な感覚でいました。


知らず知らずのうちに私も母も負担を抱え込んでいましたが、こんなもんだろうという思いで、幸い猫も和ませてくれるし、毎日明るく過ごしてきました。



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先日、父のお世話になってるデイサービスの送迎の方から、父の体の具合を鑑みて、そろそろ施設の利用を考えた方が、ご家族の負担を減らすことが出来ると思います、というお話がありました。


私が直接聞いた訳ではなくて、母が聞いていたのですが、デイサービスから帰ってきた時に、長く話し込んでるな、と思っていたら、そんな内容だったそうです。


ポンっと、肩を押されたような気持ちになりました。。


専門家の人から見ても、施設のお世話になってもいい位の症状になってきてるんだ…と実感。


毎日、何気なくですが時間に追われ、父のお世話が生活の中心になっている私と母でした。


二人でみてるからなんとかこなしている感覚はいつも合って、お互いに気を遣いながら、分業して父のお世話をしています。


それが当たり前だと思ってた…。
でも、その一言でなんか心がスッと軽くなった気がします。


今日も、父には申し訳ないけど、父を預けてから私も母もそれぞれの時間を過ごして、ほんとに久しぶりに外でラーメンを食べて、家に帰ってきたら、疲れがドッと来て、二人で夕方まで昼寝をしました。




家の中の空気がスッとして、悠々自適という言葉がピッタリ。


時間に追われることもなく、父に呼び止められるこどなく、自分の好きなタイミングでご飯を食べたりお風呂に入ったり、好きなことを思う存分できるって幸せだ。


これから少しずつ父にも施設の滞在に慣れてもらって、私も母ものんびりと暮らせるように、なっていけたらいいな。


こんなのんびりした気持ち、ずっと忘れていたなぁ。。


おかめ🐈もお留守番してくれてありがとう。