ララちゃんがお空へ帰ってしまった
カラダはまだここにあるけど
中身は天使になってしまったのだ

息をしていないのにカラダはまだ暖かく
「ララちゃんちょっとだけ起きてみてよ」などと声をかけながら撫でた

泣いても泣いても涙が止まらなかった

そしてやがてララちゃんが冷たく固くなった

ララちゃんを箱に入れて保冷剤を入れることがものすごく抵抗があった

でも入れないとかわいいララちゃんがくずれてしまうので仕方なく箱に保冷剤を入れた

そして火葬業者の人が来た
「マグロのお刺身入れてもいいですか?」
と言ったらいいですよと言われララちゃんの口元に置いた。 空へ行く途中お腹が空いたら食べるんだよ
そして家の前でララちゃんを火葬してもらった

ララちゃんは本当にいなくなってしまった


ララちゃんは小さな骨壷に入ってしまった


私はものすごい脱力感に襲われた


ララちゃんと出会ってから5年

いろんな思い出があり過ぎる

この家で暮らした約4ヶ月

うちの寝室にはララちゃんがいたあとがいっぱい残っている


毎日、寝室に足を踏み入れるたびにララちゃんがいた風景がよみがえり1日何回泣いたことだろう


ララちゃんをブラッシングしてまだ毛がついているブラシはいまもベッドの棚にそのままにしてある


今でもウォーキングであのビニールハウスの横を通り過ぎると胸が締め付けられる

草の上で遊んでいたララちゃんを思い出すたび泣きながらウォーキングをしている


仕方ない、まだララちゃんと離れて8ヶ月しかたっていないのだから


最近少しだけどララちゃんがいないことを

認められるようになってきた


泣かないでビニールハウスの横を歩けるのは

もう少し先になるのかもしれない


ララちゃんまたいつか私を見つけたらあの時のように走って来てね!

大好きで大好きでしかたなかったよララちゃん!



ララちゃんとの思い出いっぱいの写真

















これでララちゃんに出会ってからお別れするまでの物語は終わりです。

読んでくれた皆様、ありがとうございました。