みぃの車いす恋物語

みぃの車いす恋物語

みぃは生まれつき進行性脊髄性筋萎縮症という全身の筋肉が萎縮し筋力が徐々に弱くなる難病です。
男の子のシングルマザー。
毎日電動車いすで仕事に子育てに励んでいます!!
そして、恋真っ只中(^ー^)⭐⭐
あたしが生きた証を残すために日々を綴ります!

先日とあるパレードを見に行った。


数ヶ月前から楽しみにしていた。


離れた地域でリアルタイムに情報が入ってこないから、知った時点で車いす鑑賞エリアがあるが、そこは抽選でもう終わっていると知った。


一般鑑賞エリアでの鑑賞と書いてあり、見れないんじゃないかと思ったけど、行くだけ行ってみようっとなり行ってみた。


駐車場へは証明書を持っていたからスムーズに入れた。


すでに一般の鑑賞エリアにはたくさんの人がいて、歩道から少し出たスペースで見れそうだった。


ほんの少し車道に出てるだけだったが、緊急車両が通過するため別の場所で見てくれと直接言われた。


反対側に渡り、少し後ろ目の見れそうな場所にいた。


それでも目の前にどんと人が立ち、見えなくなり、また場所を少し移動しての繰り返し。


パレードは最初に演奏隊がいき、その後少し時間が空いて、この日のメインのパレードが始まるとというものだった。


演奏隊が始まる直前、鑑賞してはいけないと言われていたところに次から次に人がきて、後から来た人たちが並ぶことなく先頭の特等席で見られる状態に。


こんなに人並んでいるから、前に行くのはちょっとと少しも思わないのかとも思った。。


後から来て特をするのはどうかと思う。


演奏が終わり、また緊急車両のためと整理が始まった。


緊急車両の通過路を埋め尽くした人は整備でいなくなった。


それも束の間だったがメインパレードが始まるまでの間に少しだけ前に行った。


前から4列目くらい。


前列2〜3列が直前でしゃがんでくれたので、隙間ができ、車いすのあたしもベビーカーに乗った子や小さな子どもたちも見られるようになった。


でも、周りがしゃがんでるのに立ってるままの大人もいて、ベビーカーにかけたかばんが隣の着席している人の肩にあっていてもお構いなし。


周りのこと考えられないんだなっと思った。


パレード始まる少し前やはり、人が前方脇に増えてきた。


警察の方が頑張って声を上げて空けてくださいとはいっていたが、やがて緊急車両が来たら速やかに移動をしてくださいとなり脇に人が増えた。


始まる直前までは目の前は立っている座らない2組をのぞいて、ひらけていた。


いざ始まったらだんだん人が詰めてきて、結果見れるスキマは僅か10センチくらい。


後ろかわきかわからないけど、中盤どこからともなく女性が目の前に来て目の前に立った。


彼が大きな声で目の前の人座ってください。と言ってくれて座ってくれた。


隙間から少し見えたけど、とっても悲しい気持ちになった。


とにかく先に並んでいた方が損をするような仕組みはよくないなと思った。


せっかくのパレード、価値を下げているなと。


その後も別の場所にパレード関連の展示イベントがあったり、キッチンカーやインクルーシブ遊具がおいてあったりと内容は良いのに、そちらのエリアにはお祭り自体の案内の人が少なくて、よくわからなかった。


パレードに人を取られて、人手が薄いのかな。。


そっちのエリアにはパレードや展示の元になる場所のシャツを着た方々がたくさんいた。


元となる場所から来た本当のキャストの方なのか、バイトで来た人がロゴの入ったシャツを着てるだけの方なのかは不明だが、余裕がないのか、本当にここのシャツを着てる人なのか??と思うような対応だった。


おおもとの場所のポスピタリーを知っているからこそ、違いを大きく感じた。


とっても残念で悲しい気持ちになった。


大好きな彼と一緒に行けたのは嬉しいし、早起きをして連れて行ってくれた彼には感謝の気持ちでいっぱい。


あたしもイベントをたくさんやるが、こういう印象を与えないように気をつけようと改めて思った。