若柳 美峰お稽古帖

若柳 美峰お稽古帖

日本舞踊のお稽古帖
おもに舞踊曲の歌詞備忘録です。
お稽古してきたものや、歌舞伎や舞踊のお浚い会で興味を持った曲などを
マイペースに掲載できればと思っております。

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媚めくや今も昔の男舞

返すや袖の折もよく


指す手引く手におのずから


彼の山見さい此の山見さい

曙匂う紫の引くよ霞もゆかりとて

春告鳥も花に来て謡えや謡え梅が枝


春の心地や花の顔

見せつ見られつ其の日より

千代も逢瀬の姫小松

三度もくどう返す書

思いの奥じゃないかいな


逢うちょう夜半もいへばえに

残る霜夜の鐘の声

恨みがちなる時雨時


君に扇のナ要の契り

雪の白地は扇のえにし

班女が閨の花扇

其の檜扇のかざしの袖にひらりひらり

木々の錦や絵にかく山の桜花

散らぬ嬉しさいつまでも

扇車のくるり品よく廻れ

末広かけて


開く八千代の手なれ草


青海波濤蒼海の 元より鼓は波の音

打つなり打つなり長地にも

結び柏の妹と背は

色も変わらぬ松と梅

枝を鳴らさぬ御代なれや


万々歳とぞ舞い納む


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