チームホッシーナ第四回劇場公演観劇!!
チームホッシーナさんはカフェ公演、クリニック公演と観て今回は劇場公演を観劇😊!!

きっかけは友人のお誘いで青山で行われたカフェ公演を観て☺️✨✨
演劇を身近に感じられる空間が好きで、今回の劇場公演もとっても良かった😇❤️

今回の劇場公演では心に刺さる台詞や共感するところが沢山でとても面白くて笑ってしまうところ沢山ですが、
今の世の中での生きづらさや差別や偏見などの社会問題も描いていて素敵な台詞が多くて心にグっときた。

物語の内容は母子家庭の親子がシェアハウスに引っ越してきて娘は悩みを抱えている
シェアハウスの住人やそこでの関わりのある人との関わりの中で
正しいって何??、普通って何??、自立した立派な大人ってどういう人??なんで大人ってそうなの??男・女らしくなきゃいけないの??白黒はっきりつけなきゃいけないの??
などの娘の素直な疑問や問いかけに大人たちもハッと気づき考えさせられる

出てくる人物たちも本当の自分が出せないでいる人も
・シェアハウスのオーナー、立派な人に思われているがそう思われる自分を演じていて本当の自分を出せないでいる
・彼氏が大好きだが、自分の意見を言ったら嫌われてしまうかも??とハッキリ言えないでいる
ゲイだけど学生時代にそれをカミングアウトしたことによりいじめられて本当の自分を出せないでいる
・帰国子女で帰国子女だからという目で見られ、それに傷つき本当は日本語が喋れるのに喋れない自分を演じている
皆、生きずらさを感じている…

自分を出しているが人を傷つけてしまうような発言をしてしまう人
・彼女を自分の所有物のように思っている人、空気が読めない、「こいつはつまらない女だから」と彼女を卑下する、セクハラ発言を平気でする
・この人はこういう見た目、物言いだからこうするに決まっていると見た目で判断してしまう人
男だから、女だからという考えにとらわれてしまう人


娘が登場人物たちと関わり、完璧な人なんていないんだと気付く、自分に素直に生きていきたいと気付き
「私、明日からズボンを履いて登校する」と言い出し皆驚く
お母さんもしどろもどろ
お母さんは子どもの気持ちを先回りして読みすぎてこうだろうと決めて言ってしまうところがあり、娘は自分の意見を言えないでいた、過保護な母。
娘の「お母さん、私の話を聞いて!!!」と自分の意見をハッキリ言ったところ素敵だったな
お母さんの「ズボンを履いていってあなたがいじめにあったらどうするの??」に対して娘の「それでも良い、そうなったらそうなったでそのときに考える」「なんでズボンを履いていきたい
の??」「女だからスカートを履かなきゃいけないというのが嫌だ、ズボンを履きたいときだってある」
「あなたは女なの??男なの??どっちなの??」「今は言いたくない、言いたくなったら言う」
きっと誰もが白黒ハッキリつけたくなっちゃうけど本人が言いたくなるまで待つ、それは本人が言いたくなるときが来ないかもしれないがそれでも良

娘が自分をさらけ出したことによって登場人物たちも自分をさらけ出したり考えさせられたり
「生きづらい世の中で自分らしく生きるって」について深く考える作品だったな

今の社会の縮図のようなシェアハウスで
社会の中の問題をコメディータッチで描かれていてミュージカルで終わった後はスカっと気持ちが明るくなった✨✨

脚本がとっても良い❤️
この作品、学生さんにも大人にも刺さる💘
教育にも良い作品でとってもわかりやすい😇
中学、高校生にも観てもらいたい😇
これどういうこと??と疑問に思うところがなく、スッと心に入ってくる❤️

嫌な人も出てくるのですが、こういう人いるよね〜とそれもとても良い
登場人物全員が作品のスパイスとして効いている
演出も私好み❤️
皆さん歌とダンスが上手くて😳✨✨
役とのギャップと言うか😳❤️
みなさんところどころ歌とダンスで出てくるのですが明るくてとても良い❤️

スペシャルゲストの出番もまた良くて😳
ちょこっとだと思ったらしっかりワンシーンの出演でそれも素敵だなぁと❤️

演出も私好み❤️

細部まで練りに練られてよくできてる作品だな〜と😇❤️

千秋楽に観劇したのですがもう一回観たかった〜😂❤️
この作品を観てとっても励まされた❤️
是非沢山の人に観てもらいたいと心から思った❤️
人を救ってくれる作品❤️❤️

人生の宝物のような作品に感謝😃🙏❤️
是非また再演してほしいな⭐️