奈良の薬師寺の東塔が約12年間にわたる全面解体修理を終えて、
初層の扉を開けて内部が見れるということで、
ゴールデンウィークのとある日に行ってきました(o^^o)
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新緑の葉っぱが作るトンネルの小径🍃
木洩れ日もときおりそよぐ風も心地よいです。
715 新緑の葉っぱたちが作る翠の小径(トンネル)
出かけようか?どうしようか?(*-゛-)ぅーん
ずっと悩んでいた2022年のゴールデンウィーク。
旅に出ることはもうちょっ色々と落ち着いてから、と思っているけど、いいお天気だし、近場でどこか行こうかなって思ったいたら、そーいえば薬師寺の東塔(国宝の三重塔)の解体修理が終わって初層の扉を開けて内部を一般公開してるんだった!と言うことを思い出して…
五重塔・三重塔などの多重塔が大好きな私としては、
「これは見に行きたい」
と思いまして…
それにまだ内部に仏像が収められていない…ということは、心柱(しんばしら)が見ることが出来る
東塔は薬師寺創建当初から残る唯一の建物で、今回の全面解体修理では東塔を支える基壇は、創建当初から残る基壇を覆うように新しく基壇を作ったそうですが、心柱だけは創建当初の礎石にのせていてるとのこと。
そんな心柱を見ることが出来るのは本当に今だけで、仏像が収められると、これから先、東塔の内部が一般公開されることがあったとしても心柱を見ることは出来ないので、これは見ておかなければ!とは思ってはみたものの、人出も多いのでは?というのもあって上記の様に悩んでいたわけですが、SNSを見てると「思ったより人が少なかった」という投稿が多くて(中には「人が多くて」と投稿している人もいましたが)それで当日の朝「行こう!」と決めました。
奈良方面に向かう近鉄電車はそれなりに混んでいて、
「出かける人が増えてるな」
と思いましたが(私もそんな「出かける人」の一人なのですが…)
薬師寺の最寄り駅の西ノ京駅で下車した時は思っていたほど人も降りなくて、駅からお寺に向かう道には人が…ほとんどいない
ある程度混んでるだろうな~と思っていたから、あまりにも人が少ないので拍子抜けしたというか…まあ、見に行く側の人間としては少ない方がありがたいのですが(´-ω-`)
このご時世前ならいっぱいいた観光バスの姿はなく、団体さんもいなく、日本語以外の言語も聞こえてこなくて…データなどでわかってはいたけど、団体や海外からの観光客がいないと、行楽には最高な快晴のゴールデンウィークで、奈良の観光地としては上位にあるはずの薬師寺でもこうなるんだ…と、改めて観光面での「このご時世」を実感しました。
さて、そうでなくても長い私のブログの文章ですが、今回も長くなってきました(;^_^A
今回薬師寺に来た最大の目的は「国宝東塔初層特別開扉」。
なので、まずはそれを見に行きました。
さすがにここは人が並んでいました。が、でもあのくらいだと並んでるとは言わないかも…
内部は撮影禁止なので、心柱はその文字通り「心」の中のアルバムに刻み込んできました。
それにしても、三重塔はいいなぁ~
屋根が6つあるけど、大きな3つの屋根の下にあるのは裳階(もこし)というつくり飾り屋根です。
薬師寺創建当初から残る唯一の建物の東塔。1300年以上経った今もこのように現存していることはとても素晴らしいことで、これから先もずっと残していきたいものです。そのための全面解体修理だったのですから。
当初予定していた時間以上にゆっくりと薬師寺を満喫したので、行こうと思っていた食事処のお昼の営業時間が終わってしまってました(ノд-。)あぅ。。
近くにある唐招提寺も行こうと思っていたのですが、家を出た時間も遅かったのもあって、行っても駆け足でしか見れないなぁ~と思ったので、今回は薬師寺だけとなりました💦
そうそう。創建当初から東塔の最上部にあった水煙が降ろされて、3D計測したデータをもとに新たに造られた水煙に変わり、降ろされた創建当初からあった水煙が展示されていて、これは撮影OKでした📸
それにしても、ゆっくりとしたなぁ~
こーやって歴史を感じることが出来る場所って、やっぱりいいなぁ~