一緒に働いている仲間が
「ごめんねーねぼうしたよー」と、
1時間遅れで、にこにこしながら出勤。
そして、仕事が早く終わったので、
他の場所を手伝うことになったとき、
「かえりたいから、かえるよ~!」
と、帰っていった。
遅刻して、更に、みんなより早く帰る。
わたしは、その仲間を見ていて、
とてもあったかくなるんだ。
だって、「自分にやさしい」から。
そして、「自分にやさしい」からさ、
「まわりのみんなにも、すごくやさしい。」
いつも、あったかーいオーラに包まれてる。
だけど、昔のわたしはね、
そういう人を見ると、
「はぁ!?なんで、1時間も遅刻してきて、へらへらしとんの?!うっとーし!!わたし、あなたが遅刻してきたせいで、めっちゃたいへんだったんですけど!!!」
「え?!帰るの?!
え?!いみわからんわ!!」
「こういう人のこと嫌い!」
って、おもってたんだよね。
かげで悪口いったり、
態度に出したりもしちゃってたよね…
完全にこじらせてましたわ…
それって、
相手のことがうらやましかったからだよね。
そんなふうになりたいけど、
できなかったからなんだよね。
そんなふうにすると、
みんなに、嫌われそうで、悪口言われそうで、
こわいから、自分を見張ってたんだよね。
相手は鏡。
相手の嫌なところや、
みていられないところって、
実は自分の嫌なこと、みたくないところ
だったりするんだよね。
そして、その人は実は「神」だったりする。
「自分をゆるめてくれる神」
「あなたも、こうなってもいいんだよ」
って、みせてくれてるのかもね。
あーこのひとのこときらい!
なんか、むかつく!
っておもったら、その人みたいになってみて。
そしたらどうなるかな。
できない自分でいいよ。
人に迷惑かける自分でいいよ。
役に立たない自分でいいよ。
頑張らない自分でいいよ。
サボる自分でいいよ。
寝坊しても謝らんくてもいいよ。
帰りたかったら、かえっていいよ。
いきたくなかったら、いかなくていいよ。
自分の心がやりたいこと、
自分のためにかなえていこう。
朝起きたくなかったら、
そのまま、寝とこう!
あなたが遅刻したぶんは、
あなたの周りの人に
「たすけさせてあげて」ね。