チャンピオンズカップの前身ジャパンカップダートが創設された2000年、フェブラリーSの勝ち馬はウイングアロー

2000年フェブラリーSGⅠ 1600㍍1着→帝王賞GⅠ 2000㍍5着→ブリダーズゴールドCGⅡ 2300㍍1着→マイルChS南部杯GⅠ 1600㍍2着→ジャパンカップダートGⅠ 2100㍍1着

ウイングアローはJRA所属馬の威厳を保ち地方競馬のGⅠを未勝利で第1回ジャパンカップダート覇者となる。

2007年IRPACの認定を受けた国際グレードレースはGⅠと表記され、認定を受けていない競走はJRAが単独または他の組織と共に認定した最高格付けのレースをJpnⅠと表記する。

後に地方競馬の東京大賞典はIRPACから認定を受けGⅠ競走として今に至る。

GⅠ競走>JpnⅠ競走の図式でフェブラリーS馬にとって現チャンピオンズカップを勝利するにはハードルが高いと言うよりはフェブラリーS馬にとってチャンピオンズカップ出走まで繋ぎのレース選択肢が少ないこと。

地方競馬のGⅠ東京大賞典はチャンピオンズカップとフェブラリーSの狭間に配置され出走は不可能であり、JRA認定武蔵野ステークスは東京ダート1600㍍GⅢ戦なので、フェブラリーS馬は出走しても敗退する。

かしわ記念、帝王賞、マイルChS南部杯、JBCクラシックはJpnⅠ。

JRA所属馬の代表格が勝利するのは如何なものか?

ダートGⅠ競走を春秋連覇馬は2000年ウイングアロー、2011年トランセンド、2017年ゴールドドリームの3頭。

2011年東日本大震災が起こり、国内最大級の被害者が出た年に盛岡競馬場復旧工事の為、マイルChS南部杯は東京競馬場で実施された。

代替えGⅠ競走南部杯が中央競馬場で行われた事でダートGⅠ(JpnⅠ)競走が年間で3つとなり、トランセンドはイレギュラー戦南部杯JpnⅠを回収し、春秋ダートGⅠを連覇する。

2017年ゴールドドリーム

彼は3歳時に下級条件のチャンピオンズカップから出走し、2017年フェブラリーS、チャンピオンズカップを春秋連覇する。

これは同じダートGⅠでも中央4場の東京競馬場とローカル中京競馬場の格の違い。

今年、レモンポップがマイルChS南部杯を勝利してチャンピオンズカップに駒を進めるが果たして…

JpnⅠ 57㌔定量戦

フェブラリーS、チャンピオンズカップ57㌔定量→58㌔定量変更。

マイルChSを勝利したことで連対禁止の3着以下か?

フェブラリーSとの優劣を表現しての2着か?