さっきのお話の続きです。
脳は最適化されていない
彼曰く
人間の脳は80%くらい使われていないことはよく知られてる話。たまに25%くらい使われてる人がいるけど大概天才と言われる。
でも休眠してるからこそ役に立つ時もあるんだよ。脳が最適化されてないから、何か欠損してもそれを補う部分が覚醒して機能を果たすことがある。例えば半身付随でもう歩けないかも、って言われた人が、リハビリという努力もあってちょっと歩けるようになったりする。医学的に見るとその回路は切れているはずなのに、別回路で補完して回復する。ということが起こるんだ。
逆に脳はいらない情報は省略していくこともある。代表的なのは、片目をつぶって寄り目にすると自分の鼻先が見えるでしょ？
意識するとあるなあって思うけど両眼開けてる時、気にならないでしょ。脳が画像処理して消してるんだよ。
ええーっ
と私。
と私。じゃあ先生が目の前にある書類無くすのは
要らない情報だとK先生の脳が勝手に消去してるの？？
違う！
それは処理能力の欠如だ。
これからも僕の処理能力を君が補完して、まだ開花してない回路を開いていけばボケ防止になるかもよ〜
とK先生は涼しい顔で笑ったのだった。
次回の勉強会は来月。
さてどんな話が聞けますやら。