ポイント
・指導計画に書く「ねらい」は子どもの目には見えない本当の願いと大人の願いを重ねあわせたものである。

・子どもの願いを観ようとすることで気持ちが観えてくる。漠然とやっていることを見ているだけでは見えてこないものが多々ある。

・大人から見れば「困った子」は何かが上手くいかずに「困っている子」である。

・観えたものを文章化し記録しておくことで後々の保育に反映でき、他の人が評価することも可能になる。

・保育記録とはPDCAサイクルを回す道具である。そのためには、現状認識をし、そこから浮かび上がる課題を把握、そしてそれに対処するための具体的な方針を打ち出すこと。

・ときにはエピソード記述も重要である。

・抽象化せず、具体的に書くことが大事であり、そうすることで第三者にも場面を想像することが可能になる。
例:子どもたちは集中して遊びに取り組んでいる。
→「子どもたち」とは?全員?名前を書く。
→「遊び」とは?何をして遊んでいる?
→どうして「集中」しているように思えたのか。等
ちょっとしたことで怒る
→「ちょっとしたこと」とは?その子にとっては大事なことかもしれない。
→どう怒っている?等

・保育士の関わりを具体的に盛り込む。
例:○○すると友達に手が出てしまうので、その都度声をかけていく。
→どんな声掛けをするのか。内容を書くことで他の保育士がその対応の善し悪しを評価出来る。

・保育実践記録を構造化すると、
1.どういった子どもの姿があるのか
2.1に対し、保育士はどのように対応したのか
3.2に対し、子どもはどう反応したのか
4.3を踏まえ、1が適切だったかどうかを評価し、反省する。
となる。

・変化についてコメントしたい場合、昨日の出来事を引き合いに出しても良い。