Irreplaceable... -1311ページ目

the rest of my life


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小学生の頃、バレーボールのクラブチームに入っていた。

小学生の遊びたいざかりの頃だったから、毎日の練習がとても嫌で、体育館の中から見える外で遊んでる子達が凄く羨ましかった。


週末にある試合には、いつもお父さんが応援に見に来てくれていた。

でも、試合に負けると『お前等にはハングリー精神が足りひんねん』って言い放つお父さんが嫌いで、『ハングリーって「お腹空いた」って意味やのに、なんでそこに使ってるねん。バカちゃうか。』って思ってた。


後にハングリー精神の意味を知った時、自分が恥ずかしくなった。






中学生の頃、クラブチームからは離れれたから遊べるようにもなり、溜まっていた反動で遊びまくった。

学校の中でも「悪い」と言われる子とばかりつるんで、一緒に悪いことばかりしていた。


それでも、うちの家は昔から厳しく育てられていたから、門限も厳しかったし、外泊なんて許されるものじゃなかった。

外泊もOKで、門限も何も言われない周りの友達がとっても羨ましかった。

『うちのお母さんもそんなお母さんやったらよかったのにな』って何回も思った。



でも、今は厳しく育てられてきてよかったって思うことがとても多いよ。






社会人になって、自分の選んだ会社がとてもキツイ会社で、「こんな会社ありえない」って思った。「働き方間違ってるやろ」って文句ばかり言っていた。


でも今になって、気付くこともたくさんあるよ。

あの頃文句ばかり言ってた自分が情けないなって思ったり、あの会社を1番最初に経験したからこそ、今の自分があるんやって。





こんな風に、時間がたってみてやっと気付くことって今までたっくさんあったような気がする。きっとその時には気付けないようになってるんだとも思う。


この法則で分かった事がある。



親や、大人が言ってる事は大概正しい。



残りの人生、こんな人たちの言ってくれる事にはひねくれないで、素直に聞ける人間になろうって思うよ。そんでもって、自分もこんな大人になりたいって思うよ。