銀杏の季節になった。
家の近所には銀杏並木、とまではいかないが、
雌の木が数本あり、毎年たくさんの実を落とす。
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今年は久しぶりに拾いに拾って、山盛りの収穫。
多分これの10倍くらい。
ところで。
ぎんなんには深い、深い、愛がある。
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銀杏の皮は潰れたらクサイ?
グチャ、グニャ、プ〜ン って、あれ。
、、、、、私にはそんなに臭くない、ギンナン。
これってチーズやドリアンの香りが大丈夫、ってことと
通じているような、いないような、、、?
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今年、道端にしゃがんで銀杏を拾っていると、
子供を連れたお母さんたちが横を通り過ぎるたびに、
「〇〇ちゃん、クサイから踏んだらダメよ〜!」 とか、
「△△くん、クサイから触ったらダメよ〜!」
などを聞くのが不思議だった。
私は一人で銀杏を拾いながらこんな会話を小耳に挟み、
「ぎんなん、かわいそうに。無実の罪だ 」
と 心の中で思っていた。
ということで敬遠されていた道端の銀杏は、
私だけで ” 独り占め ”
わ〜い!! ということで 本当の山盛り、 独り占め。
拾いたい放題で大よろこび ♪
そして家に戻って、素手でギンナンをきれいにした。
で。
その日の夜はお風呂で手も何だかヌルヌル、スベスベで、
” あれ、何だか手の感触もいい感じ〜! ”
と有難く思っていた。
ところが次の日の夕方。
ふと自分の両手を見てみると、見るも無残に皮が剥けている。
へェ〜〜〜〜〜〜?
皮はどんどんボロボロ、そしてガシガシの手。
調べてみると銀杏はとても強いアルカリ性らしく、
素手で触ってはいけないのは " 常識 " らしい。
で、気がついた。
どうしてお母さんたちが大げさに
” クサ〜イ! ” ” クサ〜イ!! ”
を言うのか。
これ即ち 親の愛。
子供たちに、「暗に」 常識を教えているのだなと。
そして、もう一つは銀杏からの愛。
「 ボクに近づいちゃ、怪我するぜ! 」 って、
銀杏のかっこいい独り言は、
あのクサイ匂いで表現されていたのだと気がついた。
わかりやすい愛もあれば、
見えにくい愛もある。
無口だからって 伝えたい事がないわけではない。
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あなたにもなだれ込みます ♪
明日もみなさんにとってかけがえのない1日になりますように。
そして 心身ともに健やかに。
ありがとう、
ごめんなさい、
許してください、
愛してます ❤️