Youtube で勉強していたら、CMで入ってきたビデオ。


日本でもおなじみの女性用カミソリ、ヴィーナスのCM。






今、フランス語含め、将来の下準備含め、
いろいろ新しいことを始めている自分にピッタリ来た


そしてこちらで出会う、尊敬する友人は、結構こういう生き方している人が多いかも。
と気づいた。


友達の、本を書きながらフランス語を勉強しに来ているニューヨーカーとか、まさに。



冷静な目で見てしまうと、多くの女性の心を上手につかんだみたいなので、
publicitéとしては大成功ですな




日本に数年間住んでいた大好きなスウェーデン人の友達と
こんな話をしたことがある。


日本人は、自分を 「型」 にはめすぎている。

世間の目を気にし過ぎている。

自分がどうしたいか、どうなりたいかより、「どうあるべきか」を意識している。

学校、会社、家族、友達まで・・・


私も一時帰国をした時に、強烈にそれを感じたことがあって、
二人で寒空の下長い間この話をしたのを思い出した



このCMでいう、「BOX」が「型」に当たるんだろうな。




彼女はこうも言ってた。

常にある「型」のストレスが、

飲み会では、普段と人が変わったようになる人、
独特のメイクやファッション文化を生み出している気がする。

大人が飲み会で羽目を外して大騒ぎするあの光景は、外国人からみると異常だと。
自分探しをしている十代でもないのに、って。

日常の主張の少なさと羽目を外した時のギャップが、どちらも extrême だって。

彼女は何度もextêmeを連発していた。




彼女は日本が大好きで、日本を否定しているわけではなくて、
日本のいいところも沢山語った上で、残念だと思う所も素直に話してくれた。



だから私も素直に聞けたんだな、きっと。
同感するところがお互い多くて、話しもかなり深いとこまで入っていた。


話したことを全部は書ききれないから断片的になってしまうけど、
日本に居る人がこういう話をきいたらどう思うんだろう?


と思った。


同じ日本人でも、海外に出て暮らしてみた人と、日本でずっと住んでいる人
の考え方自体大分違う。


フランスに来る前の私がこの話をきいたら、ちゃんと理解できたかな?

とか考えた。



正直、日本に居た時から主張するタイプの私は、

入社当初生意気だと思われていたし(後々はキャラとして認められたんだけど)、

飲み会の大騒ぎも居心地が悪くて、

人と同じもの、横並び的な考えが嫌いで、

作り笑い、愛想笑いとか上手に出来ず顔に出してしまうタイプで、

小さい頃からおばあちゃんやお母さんに「女の子はいつもにこにこしてないとダメ」
って言われてたけど、結局大人になるまで本当に面白いこと以外は上手に笑えなかった。


それなりに、歳を重ねるにつれて上手くできるようになってきてはいたけど、
でも、いつもどこかで「なんで?」って思ってた。




今思えば、そもそも日本社会に不適合だったのかもしれないなー。。。


だから旦那が見つけてくれたのかもしれない。


だから、必然的に、ここに来たのかもしれないなー。。。


と思った。


CM見て、考えが飛躍しすぎかっ笑



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