も~~~っともっと 取り乱すかも…と
思っていたら、予想に反して冷静でした。
スタジオにいたときはね。

それがねぇ。
家に戻ってきても、身体中の細胞全てが
喜んでいて、テンション下がらず、
何度も何度も聴きなおして、夜が明けちゃった(^_^;)

12年振りだもんね…
平気なわけがない。
昨日は、気が張っていただけだったみたい。
今日になって、ぼけっ~~~っと、身体に力が入らない叫び


上手く回転しない頭に、喝を入れて~っと!


12年振りの、新曲のレコーディング。
上京している母に 見せて聴かせてあげたくて、
同行の許可をもらいました。

始まる前に、スタジオを案内すると、
眼を白黒させておりました。

カメラクルーも同行。
今年の私の活動を、追いかけてくれるのだそうです。
勝手に名付けました。
「青木美保 復活 見守り隊!」 いかかでしょ?チョキ



「それでは始めます。宜しくお願いします。」
ディレクターの声で、スタジオミュージシャンの皆さんの
演奏が始まりました。
皆さん、所見での見事な演奏。

アレンジ(編曲)は、竜崎孝路先生。
「恋化粧」「あなたの女」に続いて3作目。

桜の花のように、待ち望まれるわけでも、
注目されるわけでもない つばきの花。

山かげに ひっそりと咲いているのだけれど、
その花を見つけてくれた人が
ほっとする感覚…

打合せのときに、私からお願いした、
そんな詞の情景が見えるイントロでした。

横で、母がハンカチを目頭に当てているのが
視界に入りました。
もちろん私も、じわ~~っと感激の涙が眼に溜まりました。
が、ここで泣いてしまったら、仮歌が歌えなくなって
しまいます。
感動をそのまま表現しないで抑える、いや~なプロ根性も
思いだすこととなりました。

一度演奏を聴いて、テンポなどの確認も含めて、
演奏と同時に歌います。

ピアノの伴奏で、何度もお稽古しているけれど、
伴奏にのせられる…というか、様々な楽器が
私の歌唱を引き立たせてくれるのです。

大好きな、超贅沢な カラオケボックスです。


日をあらためて、ボーカルのレコーディングです。

昨日の仮歌を聴きまくり、声を出しまくり、
私なりの構想を仕上げていきます。

スタジオでは、ディレクターや関係者からの意見で、
歌い方を替えたりするのですが、
すうっと上手くいくこともあれば、
指摘はわかっても、思うようにいかなかったり。
ガラス越しの戦い…でもこれが妙に心地良いのです。

決戦は、今度の日曜日。
風邪などひいたら大変です。
加湿器は一晩中、外出先でのマスクは欠かせず…と、
普段に増して過敏になっています。

13人(曲)目の子供。
まもなく出産です音譜