電車内で起こったり終わることになったりするたくさんの出来事があり、すべての登場人物がどこかで繋がっている。こんなことがこの世のどこかで起きているのかもしれないと思うと、胸が高鳴ります。
この本を、電車で読むというのもなかなかにオツだと思いました。
特に好きなのはえっちゃんの話。
アホな彼氏がいて、弟妹がいて、
親にお金の負担をかけたくなくて、
応援しといてやっぱり無理だったと言う担任がいて、
少し自分と重なる部分があるからかもしれないけれど、この1冊で一番感情移入していた部分だったと思う。
聖地巡礼というか、阪急電鉄に乗る目的で旅行するのもいいかなー
ああ、本が読みたい。
