今までを振り返ってみる①の続きです。
平成30年7月からの行動
7月
13日朝、出勤途中、○○駅で道に迷う。電話で誘導し、出勤できる。
半年前から、GPSアプリを使って居場所を確認している。
そのことは、本人には知らせていない。
迷った時に誘導するが、なぜ居場所が解り誘導できるのか?と不信がる様子もない。
19日帰宅後、仕事を辞めたいと言い出す。
理由を問うと、上司から遠回しに仕事を続けられないのでは?と言われたらしい。
本人も、大まかには覚えているが、細かい内容は説明できない。
20日会社を休む。
その後土日を挟んで月曜日(23日)も休む。
退職するなら、上司に話をしなくてはいけないので、どうするか?と尋ねると、明日から仕事に行くと言う。
翌日24日、やはり仕事は辞めたいと言う。
最近の言動を見ると続けていくのは難しいと感じ、上司と電話で話す。
結果、7月中は有給、その後、休職するか仕事復帰するか決めると伝える。
上司は、「出来ることなら、続けさせてあげたい」と言われたが、本人の出来ることが少なくなり、難しいと感じた。
8月
1日、再度、「仕事へ行けるか?」尋ねるが、仕事は続けられないと本人が言う。
2日、職場へ本人と今後の事を話に行く。
有給消化後、傷病手当の申請をし、来年5月21日60歳で定年退職することにした。
現在、家で過ごしている。
毎日していること→家の掃除、食器洗い、簡単な計算、写仏。
週に2回程度、義母とウォーキング。
先日、歯科で下の歯の入れ歯を作ったが、違和感があり嫌がる。
入れ歯を付ける時、上の歯は以前から付けていたので一人で出来るが、今回作った下の歯は誘導がなければ付けられなかったが、日ごとに少しずつ慣れてきた。
9月
9日、久しぶりに姉と電話で話す。
姉は本人に何の迷いもなく「認知症にいい」と食べ物やテレビ番組の情報を話す。
普段、家では病気の話は全くしないせいか病気だと言う認識が薄い。
しかし、その時は自分が認知症だと再認識した様子。
その後兄とも電話で話(世間話のみ)をしたあと「オレだけ認知症やな」と言う。
何を本人は思っていたのか?切ない気持ちになった。
最近の様子
*話のほとんどを一度聞いても理解できない。
*二度三度かみ砕いて言うと半分ほど理解できる程度。
*今の状態は理解「出来る」と「出来ない」が入り混じっている。そのせいで、混乱することがある。
*日常生活で行動に移すとき迷うようになる。
*口数が多い方ではないが少なくなり、思うように言葉が出てこない。
*印象深いことはずっと頭に残っていて、行動時、間違った思い込みが多々ある。
*文字が少し書けなくなった。
このころは、休職中でずっと家に居るころです。
たぶん、家で何もすることがなく、だんな様が一番つらかった時期だと思います。
③へ続く・・・
*日曜日の夕方、きれいに虹が見えました。