だんな様が若年性アルツハイマー病と診断されて7年が経ちました。

早かった?

遅かった?

今までは何年経ちましたとブログでは、出来なくなったことを綴っていましたが、もうそんな状態ではなくなりました。

出来なくなったことより、逆に今出来ることを探す方が良いかもしれません。

だんな様63歳です。

病気でなかったら・・・

今でも仕事を続けているでしょうね。

働いてお金をもらう、そのことには本当に真面目に家族の為に頑張っていました。

病気になってからも2年は電車通勤1時間半かけて頑張っていました。

どうしても、仕事に行きたくないと言われたとき

「もういいよ~十分に頑張ったよ~」

それしか言えませんでした。

その後、休職、60歳で定年退職を。

休職中から障害者就労に行き、1年8ヵ月頑張っていました。

退職して一年後、だんな様は入院となりました。

今思い返すと、60歳の時のだんな様から入院直前のだんな様の状態までの病気の進行の速さ、あっという間に自分を失くしていきました。

そして、現在、入院して9月で2年です。

嚥下の低下で誤飲性肺炎を起こし、言葉もほぼ失いました。

でも、悲しいことばかりではありません。

私と娘たちのことは今でもちゃんと頭の中にあります。

リモートでしかできない面会ですが、ちゃんと顔を見て笑ってくれ、何か話ています。

画面を触り、私たちに触れようとしてくれます。

少しの直接の面会が許され会うと、手をギュッと握り笑ってくれます。

病気の進行は止められませんが、その時、その時でうれしいこと、感動を見つけることは出来ます。

これからも、私と娘たちで、だんな様に笑顔を、光をあげたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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