本来なら今日のカンファレンスは私一人で行こうと思っていました。

でも、だんな様の状態が良くないので、長女ちゃんと次女ちゃんも一緒に行きました。

いつもは会議室でも小さい部屋でカンファレンスをしていましたが、今日は大きな部屋に案内されました。

すると車いすに座っているだんな様がもう会議室の中に居ます。

看護師さんが「○○さん~奥様と娘さんたちが来てくれていますよ~」と声を掛けてくれました。

「パパ~」長女ちゃんがだんな様の手を握り同じ目線で話しかけました。

だんな様はキョトンとした顔でこちらを見ています。

2日前に見た時より、顔色もよく本当に肺炎なのかと思うくらい元気そうです。

病院に行く道中、3人で、もしかしたら抗生剤の点滴をするって言っていたから、直ぐに元気になってもう歩き回っているかもしれないよ~何て話していました。

でも、だんな様の姿を見ると、まんざら冗談でもないような感じです。

手を握ると、すごく冷たくてびっくりしました。

3人で交代で手を握り、さすってあげました。

少しすると冷たかった手も温かくなってきました。

そして、カンファレンスが始まりました。

だんな様も参加です(笑)

主治医の話から・・・

昨日から抗生剤の点滴を始めましたが、抗生剤が合わないのか顔と体に赤い発疹が出てきたので、点滴1本で止めました。

今日、午後に内科の医師と相談して違う抗生剤を使ってみたいと思っています。

不思議と熱が全く出ず、平熱を保っています。

今月に入り、手のピクつきと歩いていると足が折れる症状が出てくるようになってきました。

病気の影響でてんかんの症状が出てきていると想定できますので、先週、一度てんかんの薬を処方しました。

現在は肺炎をまず治療するために、今まで飲んでもらっている薬をすべて中止しています。

MRI・CT検査をしましたが、脳の萎縮はかなり進んでいます。

看護師の話から・・・

今月に入り、食事もきちんと噛んで飲み込むことが難しくなってきて口からこぼしてしまうことが多くなってきています。

普通食から刻み食に変更して様子をみていましたが、肺炎が収まり食事が出来るようになったら、まずペースト食から始めて徐々に刻み食へ移行出来ればいいかと思っています。

昨日は、薬をすべて中止したせいか、夜は全く眠らず起きだして、歩いていました。

尿管を引っ張ってしまうので、今は抜いています。

看護師さんの話を聞いて、「え~歩けているんですか?」

話を聞くと直ぐに言ってしまいました。

これも、道中、一度寝込んでしまったら、立つこと歩くことが難しくなるかもしれないな~車いすも覚悟しておかないといけないよね。と話していました大丈夫そうです。

主治医の話、看護師さんの話を聞いている間、机を隔てて前にだんな様が車いすにチョコンと座って私の方をガン見しています。

私がニコッとして手を振ると次はうたた寝です。

そして、車いすからずり落ちそうになり、看護師さんが元の位置に戻してくれて・・・

何度か繰り返していると看護師さんがだんな様の手を握ってくれました。

だんな様はその手をずっと離さずに握っています。

そして、握りながらうたた寝です。

その姿をみんなで見て微笑んでいました。

2日前まではどうなることかと思っていましたが、何とか元気になってくれたようで安心しました。

 

 

 

 

 

 

 

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