私はだんな様になるべく薬を飲ませたくありませんでした。
でも、どうしても頼らなくては介護が出来ない状態になり、少しずつ薬の種類が増えました。
今入院中の病院ではどうなのか?
主治医はあまり薬を増やさない出さない先生だと言う事です。
これは、地域包括センターのKさんが話してくれました。
それと、カンファレンスの時も、あまり薬を増やしてはないと言われていました。
それで安心なのか?
薬の服用で何かの症状を抑えられたら、何かの副作用が出てしまう、その副作用を抑えるためにまた違う薬を服用するのか?
それとも止めてしまうか?
次女ちゃんとだんな様の事を話していると、普段あまり自分の意見を言わない次女ちゃんが話し出しました。
「私は薬を飲まないと生きていけないから言うけど・・・」
「パパも頭痛があったり、気分がすっきりしないとか、病気の症状は出ていると思う。」
「でも、自分で状態を伝えたりすることが出来ないだけ。」
「その状態を緩和するためには薬は絶対に要ると思う。」
「たとえば、ママが頭痛いって、頭痛薬飲むのどうしよってよく言ってるやん。」
「最初、がまんしていても、最終的に薬飲んで楽になってるやろ~」
「どんな病気でも結局同じやねん。」
「パパもしんどい時辛そうな時は薬を飲んで楽になったらいいねん。」
「どうしても、パパの事は、私たちの方から見て、こんなんなったらかわいそうとか、何も出来なくなったとか言うやろ~」
「パパにとっては、楽になればいいねん。」
「治る病気でないねんから、パパが楽になるようにした方がいい。」
「パパ側からちゃんと見たら、薬はある程度飲ませてあげた方がいいと思うわ~」
「私だって薬は飲みたくない、でも飲まなアカンし・・・」
「一回、ステロイド一週間くらい飲まんと過ごしたらどうなるかやってみたいけど・・・怖いし・・・」
人それぞれどう思うかは違いますが、これを聞いて私は、次女ちゃんの考えに納得したと同時に次女ちゃんの辛さも感じました。
次女ちゃんは一生病気と付き合って行かないといけません。
もちろん、薬も一生手放せません。
減量に何度か失敗し、今、少し安定して減量できています。
いつまた再燃するかも分かりません。
だからこその意見なんだと。
アルツハイマー病、脳の病気、だんだんと壊れていく・・・
本人が何を思い感じているのかそれを伝えられない、伝わらない・・・
これからのだんな様の事、来週カンファレンスがありますので、じっくりと話をし、やっぱり、だんな様が快適に感じるよう最善を尽くしたいです。