昨日、だんな様の特養入所面談がありました。

次女ちゃんもだんな様に会えるならといい同行しました。

面談が始まり、まずはだんな様を連れて来てくれました。

会えるのは4月のカンファレンス以来です。

この間のリモート面会はすごくご機嫌だったので、少し期待をして待っていました。

が、だんな様に会えたのは面談室にだんな様が入って来て約1分。

「もおええわ~」の一言。

手で何を払いのけているの?

目線はどこか遠くを見ていました。

目の前に、私と次女ちゃんがいるのに、全くこちらを向きません。

向かないのならと、私がだんな様目の前に近寄って行くと・・・

それでも、目線は遠くを見ています。

一旦、椅子に座りましたがすぐに立ち上がります。

落ち着きもなくご機嫌斜め、病棟へ帰って行きました。

仕方がないですね。

施設の職員の方とケースワーカーさんと面談を再開です。

病院での様子を看護師さんから話始めました。

( )は家に居た頃のだんな様の様子です。

①便秘があり、便秘薬や座薬を4日に一度使用

(便秘薬、座薬を使っていた)

②食事は普通食大盛

(私の2倍の量は食べていたかな~)

③おはしを使うのが出来ない時があり、その時はスプーンで食べている。

(きちんとおはしをつかっていた)

④スプーンがあるのを認識できないとき、手づかみで食べるときがあるが、看護師が誘導すればまた使いだす。

(手づかみで食べることは全くなかった)

⑤意思の疎通は難しく、理解力は低下している。

(意思の疎通は微妙な感じ、理解力も微妙)

⑥トイレの便座に座ることはできない。

(座るときと出来ない時があった)

⑦大柄なので、おむつ交換は立ってする方がやりやすい。

(一応、トイレを使っていた)

⑧衣服の脱ぎ着は、可能な時ど不可能な時がある。

(順番を間違う時があったが、脱ぎ着はできた)

⑨入浴の拒否がある。その時は5人がかりでシャワー浴をした。

(お風呂は大好きで、湯船にはゆっくりとつかっていた)

⑩入浴前に気分を落ち着かせるために投薬をするときがある。

(全く投薬はなし)

前回の特養入所面談の時は、家族同席ではなかったので、今回初めて看護師さんの話を聞きながら、今のだんな様の状態を家に居た頃と重ねていました。

結局、出来なくなることや色々な障害が少しずつ進行して行って今の状態まで悪化しました。

家でずっと一緒に過ごしていたら?

それでも、今の状態とほぼ同じくらい出来なくなっていたと感じます。

入院した時が、大きな曲がり角だったと思います。

そして、施設の職員からの質問に今度は私が答えます。

仕事をしていたころの事、趣味の話です。

趣味の話では、ウィンドサーフィンをしていたこと、井上陽水が好きで音楽を聴いていた事を話しました。

今回の特養は受け入れてくれるのか?

看護師さんからの話を聞いて、こんな状態で特養入所は出来るのか?

よく分かりません。

逆にこんな状態だから特養に入所しないといけないと思いますが、どうなんでしょうね。

ケースワーカーさんの話では、コロナの影響なのか、特養入所申し込みが少なくなっていて、介護度が高くない要介護3の方でも意外と早く入所出来たりしているそうです。

(世間はそうでも、だんな様はそうでないやんか~)

1度ダメでも2度目、2度目がダメでも3度目・・・

気長に受け入れ可能な施設を待ち続けます。

今回は、だんな様を姿を少し見て、看護師さんの話を聞いて、あらためて家での介護は難しいと。

そして、病気の恐ろしさ、辛さ、悲しさ、全てを受け入れているだんな様を少しでも楽にさせてあげたいと感じました。