9月7日、だんな様を病院へ連れて行き、入院を決めました。

その日、帰って来ると、穏やかで優しいだんな様が復活しました。

洗濯もを取り込んでくれ、晩ごはんの用意のお手伝いをしてくれました。

そんな姿を見ていると、「まだ大丈夫!」そう思えてきました。

入院の予約をして帰ってきましたが、罪悪感と後悔で頭の中はいっぱいになりました。

長女ちゃんにそのことを話すと、

「ママが一緒にいて一番分かっているから~」

「決断したんやったら間違ってないよ~」

その日はすっきりとしないまま次の日を迎えました。

次の日からは不穏状態が続きました。

トイレの場所が分からず、違う場所で排尿してしまいます。

まず、一日目キッチンマット、4日目ベランダ、最終日には出窓から外へしようとして、窓を開けました。

(窓を開けて何をするのか?)

そう思い、だんな様の方を見ると!!!

走って駆け寄り、

「どこでするの!」

大声を出してはダメといつも自分に言い聞かせていますが、ダメでした。

大声で言うと、だんな様はびっくりした顔をし、その後、戸惑っていました。

そこからトイレに誘導しますが、

「何やねん~自分でしたらいいやろ~」

完全拒否。

少しするとソワソワして股間を触っています。

再度、誘導すると素直に行ってくれました。

大便は、便意が分からずどんどんと便秘になってきていました。

おなかをマッサージし、腰をマッサージしていくと、おなかがギュルギュルといっています。

そこで、トイレに誘導し、便座に座ってもらいますが、これも拒否。

「何やねん~自分でしたらいいやろ~」

これが、次女ちゃんが誘導し便座に座らせると素直に座り、おなかをさすっていると排便します。

入院までの一週間、私の言う事はほとんど拒否でした。

最終日にやっと便座に座ってくれて

「最後にプレゼントもらった気分やわ~」

そう言って喜びました。

まだまだ、続きがありますが、今日はここまでで・・・