だんな様がアルツハイマー病と診断されて5年が経ちました。

もう5年?

まだ5年?

よく分かりませんが、5年です。

今年に入り、目まぐるしく病状が進行して行っています。

去年の今頃、まだカタカナ程度ですが、字を書けましたが、今は宇宙人が書いたのか読解不能な文字を書きます。

幻覚、鏡現象が現れ、その対応で神経を尖らせて毎日が過ぎています。

薬も、アリセプトからメマリーに変わり、クレチアピンを試し、結果は良くなく、リスペリドンに変更しました。

リスペリドンに変更してからは、幻覚を見なくなりました。

鏡を見ても、誰や?という顔をして笑っています。

今のところ、安定してきています。

でも、リスペリドンも効かなくなってくる時が、そのうちやって来て、その時は、また違う薬や対応を考えていくしかないんですよね。

そう考えると、先はまだまだ長いです。

先日、就労支援センターへだんな様の事を話に行ってきました。

どうしても、ほかの利用者さんの言動で不快感がでるので、認知症の方、だんな様を含め3人の専用部屋を作り、そこには、くつろげるソファーを置き、音楽を聴けるスペースを設けてくれるそうです。

その後、専用部屋でだんな様は快適に作業をし、家から好きな音楽のCDも持って行き、音楽を聴いてリラックスしているようです。

いつまで就労に行けるのか?不安でしたが、当分は行けるような感じです。

でも、就労に行かれている認知症の方は平均で1~2年で通える限界が見えてくるらしいです。

だんな様は、1年半が過ぎました。

もうそろそろ卒業も視野に入れて、その後は、デイサービスを考えて行かないといけません。

なかなか、ゆっくりと落ち着けることが出来ませんね。

何とか、穏やかで優しいだんな様で居続けて欲しいです。