Unisonic -85ページ目

オペ終了!?

・・・気が付いたのは、多分夜11時過ぎぐらいでしょうか?
オペ開始がだいたい午後5時半ぐらいだと思うので、6時間近く経っている事になります。

まだ頭がぼーっとしているなか、ドクターなのか、ナースなのかはわかりませんが「O.K? O.K?」と呼び掛けられて、手術台からストレッチャーに移されました。
そこから病室に運ばれる間に、やっと(ああ、手術終わったんだ…)と感じて来ました。

この辺りの事柄は、実際のところ、意識がはっきりしてなかったので、だいたいこんな感じだった、ぐらいに思って下さいね ヾ( ' - '*)

病室に戻ると意識もだんだんはっきりしてきて、自分がどんな状態になってるのかが判って来ました。
やはり手術は終わってるみたいで(当たり前)股間には何やらパックが…。
そこから尿と、膣からの出血等を排出するカテーテルが延びていて、我ながら痛々しい姿(:_;)
でも不思議と痛みはそれほどありません。
今思えば下半身の麻酔はまだ効いている筈だから、当たり前や!
(゜o゜)\(-_-)
しかしその時は、そんな一人ツッコミするような考えにも及ばず、ゆっくりと眠りについたのでした。


翌日からあれほどの地獄が始まるなど思いもしなかったのです・・・


オペレーション!

病室に案内され、荷物の整理の後、すぐにオペ着に着替え。そして浣腸!
しかも看護婦さんに…。
そして剃毛!!
もう恥ずかしいったら!

でも恥ずかしがっているのも最初の頃だけ(^^ゞ
だんだん慣れていく自分が怖い…。

そして、薬を何錠か飲んだら、左手の甲に点滴の針をブスッと射され、いやがおうでも手術気分が盛り上がって?来ます。
少しベッドで横になっていると、ストレッチャーに乗せられ、いざオペレーションルームへ。
と、思いきや、すぐにオペ室には入らず、ウェイティングルームで注射をうたれて暫く待ちます。

うとうとしていると、血圧と体温を測って、ついにオペ室ヘ!
もう緊張でドキドキです。
グリチャート先生は見当たりませんが、代わりに麻酔科の先生らしき若い男の先生が話しかけてくれました。
「私、日本語少し喋れます。大丈夫ですから、リラックスしてください」と、優しく声をかけて下さって、ちょっと惚れちゃいそうでした(*´∀`*)

いよいよ手術台の上に乗り、下半身の麻酔(腰椎麻酔って言うの?)を、腰にズブズブと…痛いと言うより重い!しかも長い。
そして指になんか嵌められたり、心電図の電極を付けられたりして、いよいよ酸素マスク。
1呼吸、2呼吸目迄は覚えてますが、その後はいきなり意識が無くなりました・・・。


診察?

病院に入ると、さすがに緊張してきました。
最初に体重と血圧を測るのですが、ドキドキしていつもより血圧が高い!
でも、もともと血圧は低い方なので、何とか大丈夫でした(*´∀`*)

診察は一般の人(?)達と一緒に待合室で待ちます。
それでも、予約を入れてあるからか(当たり前?)他の人達より早く呼ばれて、いざ診察室へ!

診察はMTF-SRS執刀医で、ヤンヒー病院のトップ医師のdr,グリチャート(後で知った…(-.-;))
とっても温和な感じで、優しそうな先生でした。

で、いざ診察…なのですが、これが結構呆気ない!
もちろん事前に書類や写真等のやり取りは綿密に行っているので、とくに今更って感じでした。
グリチャート先生は見た目で、「この人は女性として生きていくべき」かを判断するタイプらしく(笑)あっという間に診察終了!
ただ一つだけ聞かれたのが、出来上がる膣の深さに関する事で、膣を深めにする方が良いか、多少浅目になっても外性器の仕上がりを重視するかと言うことでした。
そんな事、急に聞かれても…(?_?)
結局あまり考えず、見た目重視にきめました☆
やっぱ、人間見た目っしょ?(違った?)

その後、いろんな書類(ほとんどタイ語なので意味わかんない)にサインしまくったり(オイオイ)ほんとに今日手術なの?って感じの中、やっと病室へ。
病室は完全個室でテレビや冷蔵庫もある、ホテルみたいな10階の部屋。





でもゆったりしている余裕などなかったのでした…。