行雲流水 -3960ページ目

ドラゴンキングダム

今日観に行った映画は「ドラゴンキングダム」。


何と言っても見所は、ジャッキーチェンとジェット・リーの2大カンフースターの初共演です。


ジェットリーは何年か前の「英雄」で初めて知りましたが、ジャッキーチェンの映画は小学校から観ていたし自らの身体を張ったスタントに感動したものです。


映画のエンドロールのNGシーンも好きでした。


そして小学校の頃は中国の方は皆カンフーを使うんだと心底信じていました。


月日は矢の如く過ぎ、実際自分の足で中国に行ってみて、全員が全員カンフー使いではないことに今更のように気が付きましたが(←当たり前です)、私の成長に及ぼした影響は計り知れないものがあると思います。


ジャッキーがハリウッドに進出してからも相変わらずジャッキー映画は見続けました。


そのジャッキーとジェットリーの共演ですから否応なしに観に行きました。


西遊記がベースで、孫悟空も出てきますのでストーリー的にはちょっとベタなところもありましたが、主題はジャッキーの動きをみることなのでそれはもう満足。50歳を過ぎているのに見事なものです。でもスタントの数も多かったような(汗)


そしてどこでロケをしたかは知りませんが自然がとても綺麗です。西遊記とくればシルクロード、その中に砂漠の景色もあるのですがとても綺麗でした。景色で楽しませるのが中国映画には多いと思います。


歳をとっても健全な動きです。最近どうもアクションスターの高齢化が目立ってきていますが早く後継を見つけて育成に励んでまた多くのアクション映画ファンを楽しませていただければと思います。



早起きは三文の徳

私の部屋は南向きじゃなくて東向きなんですよ。昨晩寝るときにカーテンをしなかったため、今朝は直射日光をまともに受けての目覚めでした。


しかもかなり暑かったし、時刻は5時前後。


実は私一年のうち数日しかめざまし時計を使わないのです。使うのは朝一番で出張があるときくらい。それでもその分早く眠ればめざましより早く起きられるし。


今朝は早く起きました。それでやることもないから洗濯をして干して。。。それでもまだ6時前。


家に居てもだれるだけだから、とっとと会社に行くことにしました。


子供達がラジオ体操をしていました、とても新鮮です。小学校の頃は強制参加だったなぁ。


6年生が印鑑持ってきて、毎日下級生に参加の確認印を押してあげる。かへすがへす懐かしい。


傍のフェンスにつるが巻きついたアサガオはもう咲いていました。


6時半頃会社に着くともう既にもう何人かの先輩社員というか役員というかが働いていました。


いつもこんな早くから来てるんだ?ちなみに職場の始業は8時半、でも10時までに来れば良いフレックスなんですけどね。


早朝なので静か、仕事に集中できます。電話もかかって来ないしね。


だがしかし


暑い~


7時過ぎだというのに部屋の温度計は31℃を指していました。


うちわ片手に頑張りました。このまま始業。


で無難に仕事をしてフレックスだけど帰らずにさらに残業。


19時前、会社に12時間いることことになりました。ふと窓の外の西の空を見ると

心が奪われそうになるくらいのきれいなきれいな夕焼け。


夏は夕焼けが綺麗ですけど、ここまできれいな夕焼けは久しぶりです。


今日は朝から頑張っていたからなぁ。自分へのご褒美かもと勝手に思って休憩しながら

ずっと眺めてました。


緋色、朱色 紅 深紅 茜色 韓紅、蘇芳色いろいろな色が混じりながらとっても綺麗でした。


明日も何か良い事がありそうです。





異国からのお客様

今日は気がつけば7月の最終週の日曜日、7月はちょっと忙しくて何か遊びをし忘れているような気がしていたんですが、今朝になって今月はまだ芝居を見に行っていないことに気付きました。


落語の「四段目」とか「七段目」とかの背景がわからずに寂しい思いをしたことから(笑)今年は自分の中でも歌舞伎を勉強したいなと思っています。毎月通っていたのですが今年も半年も経つと失念しておりました。


慌てて東銀座の歌舞伎座へ今月は昼の部が義経千本桜です。全五段のうちの二段目の口から鳥居前、四段目の口から吉野山そして「四の切」川連法眼館です。


10時50分に当日券販売開始で、朝10時過ぎに付いてみてびっくりです。そこにはもう長蛇の列。世間はもう夏休み、お子さんやお孫さんを連れた人たちでいっぱいでした。


そういえば去年の7月も蜷川版「十二夜」で超満員でしたっけかね?去年は音羽屋さん、今年は成田屋さん、そうです今夏は市川海老蔵さんが主役です。


義経千本桜は義経主従の逃避行に平家の敵も含めていろいろなものが絡んできますが、今回の3作は狐忠信のお話、狐の孝行話でなかなかしんみりとした気持ちにさせられます。


親狐を想う子狐の情愛を海老蔵さんがしっかり演じていました。特に法眼館は早変わりあり、欄干渡りや欄間抜け、最後は宙乗り狐六法での引っ込みなどいろいろなしかけがあってケレン味たっぷりでとても楽しめました。


それで話は前後するのですか、入場券を売り出す前にずっと並んで待っていたわけですが、私の両隣が若い女性で高校生くらいかと推測していました.


そのうち右隣の女の子が持っている観光ガイドをみたらハングル、つまり韓国からのお客様、左側はというと英語のガイドブック、日本人かなと私は思っていて、好奇心に負けて失礼ながら話しかけてみればニューヨーク出身とのこと、夏休みを利用して日本に一ヶ月くらい滞在していると言っていました。


韓国からの女の子は先週きたばかりだといいます。ちなみに日本語も少しは話せるようなの私も会話に参加できました。


そして二人とも大学生らしい、いろいろとガイドブックを見せてもらい、行きたいという場所についてコメントを求められました。若い女の子たちだからお台場とかショッピングモールとか東京タワーとか聞いてくれましたが、最後には箱根や日光まで聞かれやや苦笑でした。ちょっと遠いしね。


でも一応交通手段だけは説明しておきましたよ。2人の写真を取ってあげたりして楽しい時間を過ごすことができました。


短い期間ながらもせっかく貴重な時間を作って日本にいらっしゃった観光者なのですから、楽しんでもらって日本を好きになってもらいたいなぁ。そしてまた来てみたいと思える国であって欲しいと思います。