台風10号
自分で動けないとはいえ、ゆっくりと九州の温泉巡りをしているかのような進み方、東に折れて今度は四国?
そして大阪?
こんなに離れている横浜東京でも避難指示が出て、前が見えないほどの雨が降ったりするんですから、西のほうはどれほどかと思います。
どうか被害が大きくなりませんように。
この7~8月は初めて会う人が30人以上いて、もう誰が誰やら
スケッチしてやっと半分くらい覚える…頃にはお役御免かもしれません。
あちこちで恥をかく夏でした。
私にとってはタイトなスケジュールなので、体力温存、今月は地元の寄席に行くだけで大人しくしていようと思ったら、歌舞伎と書道展のお誘いがあり、どちらも『この日しかない』感じなので行ってしまう……どこが体力温存だ
歌舞伎…というか、歌舞伎座はやはり非日常、お客にとってもハレの日なんですね
客席も華やか
それぞれのご贔屓さんが精一杯オシャレして見つめる異空間。
『古典芸能』としてザクッとくくられますが、能狂言や文楽・落語に比べて、歌舞伎ってある種のお祭りかもしれないなぁと思った夜でした。
書道展は今日。
満水の多摩川の河川敷は、緑のグラウンド以外はヒタヒタの水、電車も徐行して鉄橋を渡ります。
こんな日でもそこそこ人が入っている国立新美術館
先日亡くなった田名網敬一展、CLAMP展、書道展が同時に行われているのも都心ならでは?
欲言えば地下通路で繋がってて欲しいけど。
書は良く分からないのですが、友人から
『これだけの物が集まる機会は滅多にない』
と勧められた特別展示…にたどり着く前に、何が何やら状態でした。
よ、読めない…………
解説が小さい…………
まぁ、絵を見ても好き嫌いで瞬間判断してしまう私なので、見て気持ちいいかどうか、のお散歩気分で観ていきます。
縦長の額にスルスルと伸びたり、ふんわり丸まったりして、行間のバランスの良さげなのが好きなようです。
何のこっちゃ。
本阿弥光悦…えっ
良寛………あの…?
伝 紀貫之筆…平安時代?
内容よりもそっちに驚く凡人でした。
帰ったら雨が降り出して…
ニュースで次々に映し出される水害。
横浜港は今は引いてますが夜中に満潮です。
祈るしかない。