どうやら持病の症状の
幻視と幻聴が起きているようで
こんな時間に(22:00過ぎ)庭に人が居ると言う。

こんな時間におぼつかない足で
外に出ていたのか。
まずいよな…。

知らんぷり
義母さん、それは多分居ませんよ。
私、見ましょうか?

おばあちゃん
いや、居るんだよ!
大きな声で喋ってるから。


言い張る義母を玄関内側に立たせ
私は玄関を開け庭先に出て外を確認する。
(もちろん誰もいないので見てますパフォーマンス)

知らんぷり
居ませんよ、義母さんには見えますか?

おばあちゃん
さっき居たんだよ!

知らんぷり
また病気の影響が出たんですよ。
誰も居ないんで、大丈夫ですよ。


イマイチ納得していない義母を
追いやるように寝室へ行かせた。


義母は自分の病気で幻視が起こる事は
分かっている。
同じ病気の人で幻視や幻聴が起きても
"あー、また幻視が起きているんだ"
と受け流す事が出来る人もいるらしい。


それって
うちの義母がまだ慣れて無いって事なのか
それとも認知症が始まっているのか?

介護認定が支援から介護に上がるのも
近いのかも。