昨日主治医と話して、フェントステープ(麻薬性鎮痛剤)を出すの出さないのって話をしたところ、
「使うとしたら脂肪があるところに貼って下さい」
て言われたんですよ。
脂肪…?
ちなみに夫は174cm54㎏です。
一時すごく減ったけどだいぶ戻した。
思わず先生と夫を見比べてたら、
「夫さんは全然体格良い方なので、どこに貼っても大丈夫でしょう」
だって。
体格、良いらしい。
医者と患者側の、感覚のずれってあるよね。
区別がつかない人が嫌いです(唐突)。
フィクションとノンフィクション。
ネットとリアル。
あの人とこの人。
「あのドラマではこの治療が効いて手術できたのよ」
とか
「ネットで見たけとこの民間療法がすごく効くよ」
とか
うるせぇ。
フィクションだからそりゃ劇的な展開あるやろ。悲しいけどこれ現実なのよね。
その民間療法、サンプル数とサンプルサイズなんぼや。
「私の知り合いはがんがわかって3ヶ月しか持たなかったから、まだ良い方よ!」
それが何。
私、その人知らないのでどんな顔したらいいのかわからないの。
より大変そうな人探して、
この人よりマシ
って思う気持ちが全然わからん。
じゃあ逆に、より良い目にあった人には
あの人ばっかりずるい!
て思えばいいのか?
それじゃ
くそデリカシーのないあなたはこんなに無駄に元気そうなのに、うちの夫可哀想!ずるい!お詫びにお金ちょうだい!
て言ったらくれるのか。
あれ、途中からなんかおかしくなった
慰めてくれてるつもりなのかもしれないけど、方向性おかしいんですよね。
斜め上に慰められ過ぎて、
お決まりの
「何かできることあれば……」
ていうセリフに、
ああ、では
全力で私に気を使ってください。
て言っちゃったからね。
とうとうね。
これでもすごくオブラートに包んだ。
包みすぎて真意通じてるか心配。
慰めるってすごく難しい事だと思うんです。
言葉だけが慰めじゃないしね。
できない人ほどやろうとするのはなぜだ。
そもそも慰められたきゃこっちから話すっちゅーねん。
こちらから話さない時点で親しく思われてない、関わってほしくない、首突っ込んで欲しくない事に気づいてくれ。
慰められたい人と、ほっといて欲しい人の区別をつけていただきたい。
しかし人の善意を素直に受け入れられないところは、まぁこちらにも問題はあるんでしょうな。
どんなにペラくても善意は善意だもんね。
しかしウザいもんはウザい。
わたし、永遠の反抗期なのかもしれないと思う42歳の初秋。