※全て空想です。



21日に警察署へ連れてかれ事情聴取された。




どこで、拾った。なぜすぐ届けなかった。
なぜなぜの詰問ばかり。
それから三日間の勾留された。

どうしてこんな目に遭うんだろう。


誰かを殺めたりしたわけでもないし、
何かを盗んだわけでもないのに。

悪いことをしている人はいっぱいいるのに。

街を楽しそうに手をつないで歩く人たちが腹立たしく感じる。




どのくらい時間が経ったかもわからなくなってた。


留置所でぐったりして動けなくなっていたときに、
二階堂と名乗る刑事さんが来た。


「残りのファイルはどこだ?」


気付いたみたい。

そりゃもしものときのためにコピーしておくし、
渡したオリジナルからはいくつか抜いておいた。



「出ろ。」


出してもらったものの帰してはくれない雰囲気だった。



「早く連中に気付かれる前に急げ。」



同じ警察の人なのになぜか変だった。



車に乗せられて二階堂刑事が話したことで、
初めてわからなかった事が繋がった気がした。


「お前が拾ったと言うSDカードは、俺の親友の自衛官が持ち出したんだ。
その持ち出した日、あいつは駅のホームから転落し電車にはねられた・・・。」


その日、たしか・・・、電車の中で隣のつり革で青ざめて
電車が止まってから急に駆け出していった人がいた。

15分後くらいに人身事故のアナウンスがあって、
事故の前に目的の駅に着いて良かったと思ったあの時?
ニュースには出てなかった。


「この写真の男に見覚えないか?」


「同じ電車で隣に立ってた人です。」



じゃあ、あの時にジャケットのポケットに入れられたんだ。
スマホのゲームに夢中だったあの時に。


「あいつは、自分から電車に飛び込む奴じゃない。
上の人間は、どういうわけか細かく調べることなく自殺として処理したがってた。」


「刑事さんは、納得がいかなくて調べてるんですね。」


「お前の持っているSDカードの内容は、あいつから死ぬ直前に聞いていた。追われているとも聞いてた。で、知ってはいけない事を知ってしまい更に、追究しようと動いたら襲われそうになった。つまり、俺もお前もその悪い連中に追われてしまってるわけ。だから、死にたくなかったら黙って言うことを聞け。」


「はい・・・。」



あ!二階堂さんが戻ってきた。
じゃあ、今日のレポートはこの辺で。

拘置所を出てからずっと二階堂さんと車上生活。もう三日もお風呂に入ってない。






※全て空想です。