サッポロビールの紅葉を見に行った帰りの続きですが、小飼商店での
立飲みは「箱館物語」の、小さなグラス一つで納まる訳もなく2杯目を。
普段好きな酒をいくつか挙げて、店主のおススメを伺った所、では…
と勧められたのが、久留米にある杜の蔵の独楽蔵と言うお酒。
久留米ラーメンは大好きですが(大砲しか知らないけど)、日本酒も?
温かい地域の酒はあまりピンとこないけど、店主の勧めなら。
勧められたのは「悠五年」で、五年以上常温熟成させた純米古酒
だそうで、こちらはやや大きい猪口で400円。
色はまるで紹興酒ですね。
そのままで一口飲んでみると、紹興酒からモチ米の甘さをひかえた…
みたいな感じで、そのどっしりした感じはが風格が漂いますね。
紹興酒は行程が日本酒と似ていて、それを三年以上寝かせたものを
言うのだそうですから、似てくるのもわかるような気がします。
さて、こちらもさっそく燗をして見ましょう。
燗の道具はポットのお湯、それに温度計。
なるほど、これは手軽に食卓でも燗が出来ます。
今までは徳利の首を触って確認していたけれど、温度計探そう。
それ位の小遣いはあるし…酒代に消えてばっかりで無くて??
いや~下戸の建てた蔵は無い…何て呑み助は口惜しまぎれに
言いますが、酒飲みの建てた蔵はもっと無いのだろうな~
でも良いやね、酒は人生を彩ってくれるのだから。
などと言っているうちに、顔が「紅葉」する前に切り上げなくては。
そんな事でこの日は小飼商店で、酒の効用とツタの紅葉について
考察したのですが、オチは出てきませんでした。
サッポロビールでのツタの紅葉の方は、別なブログで見て下さい。