こちらの店は南北線・東西線の大通駅から、東豊線方向へ歩く駅構内に
ある「駅ナカ」店なので、地下鉄に乗らないと食べることが出来ません。
名が示す様に、元々はドリンク類やスコーン等だけを販売していた様ですが
今は蕎麦もやっています。要望多かったのでしょうね。
この日は大きくメニューを張り出してある「ちからそば(400円)」と注文。
汁は甘目でかつ結構鹹め、餅は鍋用の薄い市販の物の流用でしょうかね?
そばはややもっちゃりとしています。
というか、ゆで汁がまとわりつくような感じ?がします。
本来がカフェなので、最低限の食器洗い用シンクしかなく、蕎麦を茹でているのは
家庭の大鍋と言うサイズ(我が家の豚汁を作る鍋と同じ位?)に見えるので、そこは
仕方ないのでしょうね。
丼も今回の5店の中では一番小さく、当然量も少ないのですが、長距離列車の
ホームでは無いので、ボリュームあるランチを望む人はいないでしょうし、小腹が
すいた時、パパっと食べられる利便性が良い所なわけですし。
茹で加減も柔らか目ですが、さっと温めるだけの蕎麦としては特に不足は無いですし
多分、江戸時代の夜泣き蕎麦もこうしたものだったのでしょう。
そんな意味では蕎麦の原点?ともいえるスタイルなのかもしれません、などと思って
いるうちに、落語の時そばを思い出しました。
「あいよっごっそさん」てんで、「勘定がちょっと細っけぇんで、手ぇ出してくんな
ひい、ふう、みい、よぉ、何時だい?」って、あれ、もう400円払い終えちゃった。
時そばの真似が出来なかったのは残念??ですが。(第一前払いだし…)
大通西4丁目(地下鉄大通構内)
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