ミシャは正子に看取られながら逝った。
享年3歳
同時に、正子の体は回復していった。
抗がん剤治療に放射線治療。
楽なものではなかったが奇跡的に治っていった。
癌家系の正子からすれば覚悟はしていたのに、代わりにミシャが死んでしまった。
ペットロスになるかと思ったが、ミシャが自分の悪いところを吸い取って逝ってくれたんだと思うと、死んだ時と火葬の時しか涙は出なかった。
当時の正子家の唯一の猫だったミシャ。
しばらくしてやっぱり猫も欲しいと思って迎えたのがたむたむ、エイトだった。
どちらも波乱万丈な猫だったが正子に出会い今は幸せに暮らしている。
ミシャ、早く生まれ変わってまた私のところに来てくれないかな。
そんな風に今では思っている。
大好きだよミシャ。
おわり

