今週は各校で「言葉調べ」を行いました。

意味のわからない言葉や、何となくわかってはいるが、他人に上手く説明はできない言葉を選び、辞書を引いて調べて例文を作るというものです。


低学年の子ども達は、辞書を引くのがまだ難しいので、もっと簡単なこんな課題を行いました。
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低学年のKちゃん。
まだ「セミの鳴き声を聞いたことがない」とのことだったので、動画を見せて実際に聞いてもらいました。

「わかった!」と言って書いたのが、上記の「ウィーン」です(笑)



ここからは私の心の声です。
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「おぉ、ウィーンときたか…。」
「まるでマシーンだな…。」

「ここは一つ『日本人の常識』ということで、ミーンミーンと教えておくか!」

「まてまて。そんな常識に囚われたつまらん教え方をしてると、つまらん大人になっちまう」

「それに(実際聞かせて)本人がそう聞こえたんだから、それを×にするのはおかしいよな…。」
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迷ったあげく、結局どっちつかずの「△」にしてしまった私が一番恥ずかしいです(笑)


でも、考えてみたら同じ犬の鳴き声でも国によって全く違います。
(例 アメリカ:バウワウ、ロシア:ガフガフ、トルコ:ヘヴヘヴ、韓国:モンモン)


「常識は常識として知っておいて欲しいけど、自分の思うように表現していいんだよ」とKちゃんには来週伝えようと思います!


ちなみに、セミはアメリカや欧州にはあまり生息していないらしく、外国人に実際に声を聞いてもらうと、「長いオナラ」に聞こえる人もいるみたいです(笑)