入院すると自ずと懐かしい人と対面できたりするわけでして
私もここのところありがたいことに賑やかに過ごさせてもらっています。

体調がすぐれない時はご遠慮願ったりいたしますが
こうやって気遣って下さることには大変感謝しております。

私が一番精神的に参ってた2年前の放射性治療の頃は
誰にも、家族にも会いたくなくて、TVすら煩わしく
じっとベッド柵のイラスト眺めてました。

あらぬ妄想は広がり、人の慰めも虚しく、心は荒んでいくばかり。
ブログで前向きな発言をしたかと思いきや
次の瞬間、また落ち込んだり。

その時はそれでよかった、そんな時期も必要だったのだろうと思います。
何物からも心を閉ざす瞬間です。

だけど、そんなんばっかりじゃやっぱりあかんと思うんです。
煩わしくてもちょっとだけカーテン開けた瞬間に
どないもこないも笑ってしまうオモシロ画像が目に飛び込んできて
不本意ながら(爆)おかしさに笑顔になる事があるかもしれんじゃん。

今までそれにかなり救われてきました。
そうやって気持ちに余力があくと周りを見渡す力も出てくるもんです。

周りの人もそっと見守る強さが必要となります。
でないと単なる自己満足、親切の押し売りになっちゃうから。
だけどその想いは、黙っていても相手には
必ず伝わるものです。

世の中まだまだ捨てたもんじゃないです。
きっといつか堅い扉は柔かな雪解けになる日がきっときます。

相手のなかにも。自分の中にも。

もしよかったら↓ポチっとしてってください
にほんブログ村 病気ブログ 子宮がんへ
にほんブログ村