昨日かねてよりお知らせしていた尿管ステント留置をやりました。

膀胱からステントという人工の管を入れて通しをよくするというもの。
市民病院では無理だったので期待薄。
入らなかったら即、腎ろう増設…はぁ~

平井堅も手術室に入るというので(ありがたや)
「痛いの絶対嫌やで!」と言うと
近くにいるからすぐ痛み止と軽い睡眠剤いきます!と力強いお言葉(`・ω´・)
手術室ではずっと頭上にいて励ましてくれた。


旦那到着と共に手術室へ!
ベッドのまま移送。
旦那は手をずっとさすってくれていた。
お、なんかドラマみたい?

手術室で慌ただしく準備が進みいざ!勝負!

ああーー!やはり痛いのなんの!
しかしあの痛み止使う程ではない…
組織診取られた時のよーな痛みがグイグイくる。


くっそーこんな思い2度もしてやっぱあかんかったとかちゃうんか?
と呻いていたら
「息を大きく吸って!もっともっと」と言われた。
く…苦しい…

しかしそれがよかったらしく
「お、ええぞ!ええぞ」と声が。
息を大きく吸う事で尿管が動いてええ感じになるとのこと。

どうやら私の尿管は狭いだけでなくへんな角度に曲がっているらしい。
術後放射線の影響か?

そりゃあもう必死で深呼吸しましたよ!

そんなこんなで右はなんとか貫通!
素晴らしき技術!

残念ながら左は駄目だった…
複雑に渦巻いたように曲がりくねった上に狭かったとのこと。


その後いよいよ腎ろうかと思いきや
右が入ったので急ぐ事はないというわけで
まずは終了…

結局痛み止使わず意識はっきりしたまま戻りました。

旦那が意識のある私の姿を見て嬉しそうだった。
ステントがうまくいったんだなって事だから。


しかしまだ課題は大。
右が通れば左の腎臓は収縮してしまうが日常生活に支障はない。
しかし今後万が一抗がん剤など強い薬を使う可能性があるなら
左も生かしておいた方がいいから腎ろう増設。


まだ再発するかどうかわからないガンのために体に袋がついて一生を終えるのか。
安心のために不自由な生活を余儀なくするのか…

課題は満載である。


えらいもんで2時間後のエコーで早速右の腎臓の腫れがおさまっていた!
すごい!
まだ若そうなのにアンガ神だわ!