放射線治療があと一回になった。
初めから病気持ち状態だった私に皆さん親切に対応してくださった。

苦しかったけどそれももう終る。


そのあとは私の全身状態を治して行かないと。

腹水は止まらん、菌は死なん、食欲はない、おかゆも数口食べるのがやっと。

こんな状態をあと何週間かかって治すんだろ。


今日衝撃の事実が。
追加の抗がん剤、放射線終ってから2週間以内に始めないと意味ないらしい。
そして抗がん剤に耐えうる体力が私に戻ってないといかんらしい。

それにはあと1週間~10日で「元気に」なってないとダメなんだそうだ。

少量の抗がん剤投与で見事に骨髄抑制がきた私。
今度はその何倍もの量が入る。

骨髄抑制、感染症とこれまでより高いリスクで戦うことになる。


追加の抗がん剤は
やらないと絶対だめ!という程ではなく
やっといたらええんちゃうかなー、位の事で
強制力はないらしい。

私の場合世界水準の放射線治療は終えるので
充分なんだそうだ。

つまり私が抗がん剤治療に耐えうる充分健康な状態なら始められるが
どうやら無理では?ならばやらないほうがいい、という事だ。


私も「やっといたらええんちゃうかなー」な根拠で
また体を痛め付け、
副作用や後遺症に苦しむ日々を送りたくはない。

この先、再発するかどうかはわからない。
世界水準とやらの治療はなんとか終えるならそれに賭けるしかない。

まずは私は明日から自分の生活を自力で送れるようになるまでの治療に専念だ。