いくつの試練を越えたら

私は安住の地にくつろげるのか

友よ

答えは風に吹かれている

風に吹かれている


ボブディランを気取りたくなるような一日だった。


前日からの8度の熱をロキソで下げ
体を楽にして休んでいたが
薬の切れる夕方あたりそれは急に始まった。

何が原因かはわからないけど急に熱い鉄板を首からお腹にかけて押し付けられたような息苦しさに見舞われ
そのまま発熱が始まった。

体温が上がる時特有の寒さで体はガクガク震え歯は鳴り呼吸が荒くなる。

二人の看護師さんと二人の当直医さん。
ふとん二枚と電気毛布、ホットパッド。

「体の力抜いて!」
「深呼吸して!」
と励ましてくれてた看護師さん。
言われた直後はできるんだけどすぐ無意識に体に力が入りガクガクする。

そのうち吐いた。
胃液ばっかり。
でもちょっと楽になって体の力は抜けた。

寒くてゾクゾクは相変わらず。
とにかく上がりきるまで待つ。

体に心電図と指に酸素はかるやつ(サチュレーション)がつく。


しばらくしたらゾクゾクタイムがおちつきホカホカタイムに。

こうなったらあとは解熱剤でさげてゆく。


「暑~暑~」とふとんをはぐ私の様子を見て検温。

看護師さん「40度○分」
当直医「えっ?」
という声がする。

「えっ?」じゃないよ。
こっちのセリフだ。
ま、40度とか慣れっこやけど。


そこへ旦那登場。
数日前ニコニコ話してた私の変わり果てた(笑)姿にビビり
医師に別室で説明を受けに行った。

ふとんや毛布は手早く片付けられ
頭の下にアイスノン
脇と鼠径部にでっかい保冷剤。
この保冷剤、8度程度の熱の時に持ってこられると逆に寒くなるくらいの威力あるんだけど
これが実に心地よい。

旦那に頼んで扇いでもらった。
最初小冊子みたいなんで扇いでたけど
扇ぎにくいからとうちわを買ってきた。

なぜかキャラものしかなかったらしく
その中でも
「人にあげるのに汎用がきく」とキティをチョイス
旦那らしい理由にニガワラな私(`∀´)

熱が6度台になるまで扇いでくれた。

熱を計って6度になって二人でよっしゃーゆうて喜んだ。
ま、解熱剤のおかげだけど。

薬が切れたらまた上がるか、上がらないかはわからないと言われた。

今現在、多分解熱剤は切れたけど7度ちょうど。
峠こえたかな?


ちなみに大騒ぎ中たまたま母もいて
オロオロする母に看護師さんが
「まあまあお母さんご心配はわかりますが少し落ち着いて座っててください」
とたしなめられたが
「そんなもん心配で落ち着いてられますかいな(怒)」
と逆ギレしていた…

母よ…
気持ちは嬉しいが頼むよ…(>_<)