『ヘブル人への手紙12章5〜7節』
「私の子よ、
 主の訓練を軽んじてはいけない。
 主に責められるとき、弱り果ててはならない。
 主は愛する者を訓練し、
 受けいれるすべての子を、
 むち打たれるのである。」
 あなたがたは訓練として耐え忍びなさい。
 神はあなたがたを子として取り扱っておられるのである。
 いったい、父に訓練されない子があるだろうか。

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今回の味噌作りほど、自分の堕落性と向き合ったことはありませんでした。班の話し合いの時から(え〜、何それ)と思い、素直に従えない私がいました。隣の姉妹は、「はい。」「そうね〜」と言って行動していました。
「お父様、私のこの堕落性をとって下さい。」
「お父様、私のこの責任転嫁する堕落性をとって下さい。」
お父様と対話することが多くなりました。

味噌作りで大事なことは麹作りの成功です。
麹の様子を見ようと朝から集りました。私は何の疑いもなく麹は温かくなっていると思ってましたが、麹に触れた姉妹が「冷たいよ。」と。あとで電気毛布に電気が繋がってなかったことが判りました。大変な衝撃でした。信じられません、電気が繋がっていないなんて…。また責任転嫁してしまいました。
その日家を出る時、「お父様、私にわかりやすく教えて下さい。」と話して出かけたからです。
「この麹は私だ❗️」と思いました。
麹は電気に繋がって温まる。私は天に繋がって生かされる。
人を見ずに天をみていく決意をしました。

冬眠から目覚めた麹は、順調に育ち温かくなってきました。しかし、3日目の夜、姉妹が気落ちした声で「麹がダメになったから、予行練習で作った麹で明日味噌作りをします。」と連絡が入りました。「麹がダメになった?」また信じられないことを聞きました。「麹が腐る?そんな事ってあるの?」何がなんだか解りませんでした。私の根っこにある堕落性が顔を出します。一つになりきれない、相手を裁いてしまう悪い癖…

それでも神様は気落ちした私達にちゃんと道を作って下さいました。予行練習でした作った麹で無事に味噌が出来上がりました。喜びも一際でした。麹に電気が繋がっていなかったあり得ないことも,麹が腐ったことも全て私にとっては意味のあることでした。
お父様の訓練です。

今回の味噌作りを通して、自分の堕落性を知り罪人であること、相手を思いやる態度を学ばせていただきました。本当にお父様無事に味噌作りができたことに感謝です。
「主の訓練を軽んじてはならない」まさにです。
       ー三厨ー