先週から計画していた星生山に登った。山はこの台風19号接近の折、霧と強風と硫黄山の噴煙からの硫黄が鼻につき喉が痛んだ下山途中の70代のおじさんから

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「すがもり越しは風速20mを超えていて立っておれなかった!どうにか西峰には登ったが死ぬかと思った!上は寒くてたまらなかった」
しばらく歩くと下山してきた親子に出会った。お父さんが言うには
「何度も引き返そうと思った!風は強く吹き飛ばされそうになるし、おまけに霧で視界がゼロだった!」
小学5年生の男の子はぴったりとお父さんにくっついて過酷な山登りを終えてちょっぴり得意げな顔をしていた。
聴いてたよりも風の強さが半端なかった❗️
避難小屋に駆け込んだが立っている事は不可能だった。
強風で恐怖を覚えたのは初めてだった。遭難の二文字が頭をかすめる。
「食料2日分は大丈夫!水もある!キャラメルも買っていて良かった!寒さ対策もどうにかなりそうだ。」
一時気分は遭難者そのものだった。
そして、すがもり越しで引き返すことを決断した。
やっと生きた心地がした。

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