12月10日 大阪地裁 堺支部 ２０３号法廷 １６：００ 裁判員裁判
新件から見続けたこの裁判の判決が出た。
【主文】 懲役2年
【感想】 被告人は初犯で元大企業の建築士。起訴されている事案は4件。その他被告人
質問で10件位の余罪を証言。基本的な犯行は背後から抱きつき胸を揉む犯行だが、
量刑の理由として犯行がだんだんエスカレートしてきている事が挙げられていた。
犯行理由も全く自分勝手でそんなん僕らでも幾らでもあるよ！という内容。
病弱な母親の看病が必要と弁護側が情状酌量を求めたが却下された形だ。
もしかしたら執行猶予がつくかもと予想していたので少し意外だった。
この判決まで時間があったので別の公判を傍聴。
【概要】 覚醒剤取締法違反
【感想】 被告人、一見気弱そうな雰囲気で法廷内できょろきょろしており、初犯か？と思ったが
何と前科６犯。なんじゃそりゃ！でも覚醒剤での起訴は無い。
20年以上使ってなかったがまた始めた理由。会社でお世話になっている人から薦められた。
そんなことで始めるの？で継続して使っている理由。集中力が増す。誰にも迷惑を掛けてい
ないから・・・ 弁護人が被告の反省文を朗読しているが、全く覚醒剤が悪いことだという自覚
が無い。必ず再犯する。判決の日は仕事で見れないが、実刑は免れないだろう。