OXFORD BOOKWORMSのステージ2

「Romeo and Juliet」（戯曲　YL:不明,語数6,306）

を読みました。

セリフなのでSTAGE2の他の作品より

比較的平易な文章でした。

ロミオが何歳か読み落としてしまい、

持病のドライアイ症状の悪化のため、

眼が痛くて探せなかったのですが

たぶん15歳ぐらい、

ジュリエットは13歳と書かれています。

幼すぎる二人とも思ったのですが、

13歳でジュリエットは

パリスと結婚させられることに

なっていたことを考えると、

この時代的には

恋愛する相応の年齢だったのでしょうか？

何人もの若者が次々と亡くなってしまって、

痛い感じがしました。

やはり悲劇ですね。

Go home now, all of you,

and remember this unhappy story of

Juliet and her Romeo.

タイトルは、Romeo and Juliet　なのに、

話をするときは、Juliet and her Romeo

ってなるんだなと思いました。

Go home now, all of you,

 and remember this unhappy story of

Juliet and her Romeo.

これは、

ヴェローナを統治する

Prince Escalusの言葉です。

モンタギュー家とキャピュレット家の

仲裁に登場する人物です。

この言葉が最後のセリフで，

閉幕となるようですが、

retold版ですので、

どこまでシェイクスピアのオリジナルが

生かされているのかは、わかりません。

　　　実は、Forward講座の英語の先生Yuitaさんが、

　　　なんと、原文を入手してくださり、

　　　ここの下りの表現を調べてくださいました！

↓

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シェークスピアが書いたオリジナルと、

坪内逍遥が訳した本（←これ、タダでしたが、ものすごい読みにくい。＾＾；）

の最後のところだけを読んで見ました。

オリジナルでは、

A glooming peace this morning with it brings;

The sun for sorrow will not show his head:

Go hence, to have more talk of these sad things;

Some shall be pardon'd and some punished:

For never was a story of more woe

Than this of Juliet and her Romeo.

となっていて、

オリジナルでも her Romeo になっていることがわかりました。

坪内逍遥訳では、

哀れなる物語は多けれども、͡このロミオとジュリエットの恋物語に優るはないわい。となっていました。

私の友人に聞いてみたところ、

これは、多分

honoring her love for Romeoで、

sympathetic to Juliet なのではないか、

と言っていました。

私もジュリエットの方への方が焦点があたっていて

そういう感じになるのであろうと思います。

それにしてもシェークスピア、

ほぼ無料で変えましたが（昔の本は著作権が切れているので）、

オリジナルはとにかく読みにくいです。非常に。

英語圏の人にとっては、シェークスピアは古典文学でもあります。

ロミオとジュリエットが書かれたのは、

1595-6年と言われているので、

これは日本では豊臣秀吉が亡くなる少し前。

読みづらくて当然ですね。

江戸時代よりも前の書物を私たちがスラスラ読めるわけがないので、

それは英語でも同じです。

間違っても、原作を読もうとしなくていいです。＾＾

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また、シェイクスピアがはじめて使った言葉が

現代にも生かされているという記事についても、

Yuitaさんから教えていただきました。

興味深いです。ありがとうございます。

以下、引用

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シェークスピアは言葉の達人で、

詩人としてもかなり有名です。

そして今使われている

単語やフレーズで、

シェークスピアにより

作り出された新しい単語が

かなりあります。

新しい単語をかなりの数作り出すって、

すごいことですよね。

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この本の多読国民のレビューは、ありませんでした。2018/6/8現在

言葉の達人シェークスピアの「Romeo and Juliet」