「あ!この姿勢だとツラい?やっぱうつぶせのほうがラクなのかな」

そう言ってまーくんは俺をひっくり返そうとするから、慌てて首にしがみつく。
そんなのヤダよ、顔が見えないなんて。
胸を合わせてないと不安で仕方ない。
「抱っこがいいんだ?」
「うん…」
まーくんは指を抜いて起き上がると、膝の上に俺を抱えあげた。
ほっとしておデコを擦りつけて甘える。しっかり抱きしめられると、やっぱりちっちゃい頃に戻ったような錯覚をおこす。こんな状態でなんだけど。
暴れる心臓を落ち着けるためまーくんの匂いを思いっきり吸いこんだ。

「もっかいやってみよ」

ちょっとほうけてた俺は、また緊張する。
今度は最初から結構奥まで指が入ってきて、全身に力が入る。
「かず、力抜いて」
いや、無理。無理だよ!どうやったら抜けんの?返事する余裕もない。


「気持ちいい?」
「ん、んー?」

残念ながら気持ちいいには程遠い。
てか、気持ちよくなるの、これ?
そんな気しないよ。だって、触られて元気だった俺の、おとなしくなっちゃったもん。

「うーん。なんか気持ちいいとこがあるらしいんだけどなぁ」

うわっ。中でぐりぐりすんなよ。
おなかの中掻き回されるみたいでヤダよ。
ねぇ…って、

「ひゃああ!!!」

びっくりした!なんか、なんか今、感電したみたいに頭から足の先までシビれたっ。
なんなの。コワイ、俺どうなってんの?

「え?どこだった?ここ?」

まーくんが探ってる。やめてやめて。

「やっ、あっ…あんん」

身体が勝手にガクガクする。
漫画みたいに目の前に星が飛んでるみたい。
たぶんこれが、まーくんの言ってるところの気持ちいいなんだろうけど。
コワイのに、俺はほとんど無意識に元気になった俺自身をまーくんに擦り付けてた。
そんな俺を見て興奮したのか、荒い息のまーくんが深く口づけてくる。
頭は混乱してたけど、キスに夢中になってる間に、指が増やされてた…。

「かず」

抱きあったままシーツに寝かされる。
俺を呼ぶまーくんの声が微かに震えてた。
見上げると、強い光を宿した黒い瞳に仔犬みたいな俺が映ってた。

「ひとつになろ」

うんって目を見て答える。
まーくんが準備してる間、胸がすぅすぅするからまた枕を引き寄せると、「ダメダメ」と律義に取り除いて、ベッドの下に落とした。
覆いかぶさってきたまーくんにしがみついて目を閉じた。













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にのあいツーリング。
某女王様情報によると宮古島みたいね。
インスタのあのお店かはわからないけど、2人でハンバーグ屋さんに行った模様!
それだけで萌え転がれる(//∇//)
さすがは女王様♡
ありがとうございます♡♡(^人^)
いつにも増してにのちゃんが可愛いのは、相葉さんと一緒だからだと思いたい!←