「…くふふ」

まーくんが小さく笑った。
ええぇ!?笑うとこ??
俺、こんなに一生懸命なのにっ。

「そんな必死な顔されるとね」

そんな顔してた?
まーくんは俺のほっぺたをくにゃ〜と引っぱった。そして大きな手で包み込み、ゆっくり唇が触れる。
「可愛い…」
触れ合ったまましゃべられると背中がゾクゾクした。思わず、んって閉じた唇を舌でなぞられ、緩んだスキに深くなる。
もうもう、なんだよ。なんかいちいちエロいんだよ!歳も一個しか違わないのにさぁ。

「おまえっ、どこで練習してんだよ」
「なぁにが?」

俺は息継ぎにあぷあぷしてんのに、余裕なこいつ。なんか、なんか悔しい。
首に回した手をほどくと、躍起になってまーくんの上着のボタンを外そうとした。
まーくんも長い指で器用に俺のボタンを外してくる。
先に外し終わって(やった!)と思ったのもつかの間、あっという間に俺の上着の腕を抜かれて、ベッドに押し倒された。

「え、え、え、ちょっと」

よどみなくするするシャツも脱がされ、なんかさ、すごい慣れてない?
なんで?初めてじゃないの??

急に不安になった。
誰かとシタことあるとか?
女の子とかな…くらべられるのヤダな。かといって、男はもっとヤダ。

「ねっ、ねぇ!」
「ん?」
「なんでそんなに慣れてんの?」

あれこれ考えてるうちに、ズボンまで脱がされてるし!ゼッタイ経験ありじゃん。


「当たり前だろ。頭の中でどんだけおまえの事、脱がしてると思ってんの」


……………えぇー。
それはそれでコワくない?


















******

嵐の強化合宿で、夜寝る時に交わされたにのあいのやり取り。
よく聞こえないんだけど、にのちゃんがまーくんに「頼みますよ」みたいなことを言ってて。
それに対して、まーくんが「なぁにが?」と答えてる?とこが気になって仕方がない!
え?何を頼んでるの?
ヘンな事するなってこと?
襲ってくるなってこと!?
やぁだもう(//∇//)デヘヘヘヘ♡♡♡♡♡
…と、いくらでも萌えられる。←ヤバいやつ