4/29、昨年から気になっていた
国際花火シンポジウムに行ってきました。
さすがに夏の競技会ほどの混雑はないと予想されたが
駐車場確保のため、昼過ぎには現地到着。
おかげで、例年夏の時期は人手が多く
ゆっくり見ることのできない市内のお店で
のんびり買い物したり、新たな発見をすることができました。
開始30分ほど前に着席。
プログラムは、各花火師さんによる5号玉共演、尺玉共演、
国際シンポジウムだけにイギリス・中国、メキシコの
海外花火会社の作品、そして日本の花火師さんの
作品発表があったりと、花火競技大会とは趣が違って
非常に楽しめました。
外国の作品をしっかり鑑賞したのは初めてだったのですが
それぞれのお国柄が出ていて、興味深かったです。
海外ではゴージャスな花火が好まれるのかな、と感じました。
また、5号玉、尺玉共演ではひとつひとつの
花火の形、色、咲き方等をじっくりと鑑賞することができ、
連射式では味わえない感動がありました。
勉強にもなりました。
そしてなんといっても衝撃的だったのは、
日本の花火、紅屋青木煙火店さんの作品。
タイトルは「Crossover Art」
異なる分野の物事を組み合わせて創り出す芸術、
がコンセプトのようです。
近未来的な音楽にのせてプログラムが始まった。
青木さんの花火は、透明感のあるブルーが印象的だ。
それ以上に、”間”の取り方が秀逸だった。
次の花火が打ちあがるまでに絶妙な間があり、
次は何が起こるのだろう、どんな展開になるのだろうと
観客が身を乗り出して期待している空気が感じられた。
そして、曲調の変化にぴったりと合った流れに
ただただ圧倒された。
強引にフィギュアスケートの採点方式に例えるなら
技術点はすべての花火にGOEを付けたい程の出来栄え。
そして、花火と花火のつなぎ、パフォーマンス、音楽との調和・・・
演技構成点はすべて10点満点にしたいほど完成度が高かった。
雄物川周辺の地形、風の流れもしっかりと考慮され、
花火が開く位置、タイミングが緻密に計算されつくした
完璧な作品でした。
もう一度動画で確認したくなるプログラム、
TV放送がなかったのが本当に残念です。
今回の「大曲の花火~春の章~」を観覧して、
花火鑑賞のハードルがまた一段上がったかも。
花火も新たなステージに突入したと思わせるような、
強烈な印象を受けた一日でした。