Facebookでふと目にした記事。
「親族が一番欲しいものは何か」
祖母の3回忌でお坊さんが語ったことに
ハッとする→記事はコチラ
この記事をみて
久しぶりに引っ張り出した冊子の
1ページに目が留まる。
これは12年前に父がなくなったとき
生徒さんたちが
父への寄せ書きなどを集めて
作ってくださった冊子の1ページ。
目に留まったのは硯の写真。
父が愛用していた硯。
父の博士号取得のお祝いに
みなさまが下さったものだと知りました。
（今ごろ！）
大事なスピーチの原稿や
みなさまへ添える手紙は
必ずこれで墨をすっていました。
そんなことを想いだす。
新聞は
研究室で発行していたもの。
学生さんと尋ねた歴史資料館
学生さんの考察
たくさんの足跡が記されている。
父が残したものを
父がいなくなったあとに見る。
たくさん人を大事にして
たくさんの人に大事にされてきた
幸せな人生なんだと思う。
こういう想いが
心を温かくしてくれる。
そして
新聞のタイトルは「菁莪」。
これは、すぐ上の姉の名前。
子煩悩？男のロマン？
おそらく父の文字は
右の払いが長いはずね
新しいもの、面白そうなものが好きな父
筆跡の話も
きっと楽しそうに聞いてくれただろうな