病院の売店で再会した、元男子の青砥と元女子の須藤。
50年生きてきた男と女には、老いた家族や過去もあり…。
心のすき間を埋めるような感情のうねりを、求めあう熱情を
生きる哀しみをしみじみと描く。
お互い傷を持った、もう若くはない
男と女の物語。
なぜか
リアルなんだけど
最終章は、
生きる事の哀しさが迫ってきて
せつなくなってしまう。
元女子の須藤が
人に頼ることができたのなら
展開は違ったかも知れない。
でも
須藤は須藤しか出来ない
生き方があり
これで良かったのだと
自分自身を納得させる。
そんな1人と1人が寄り添って
人という字になっていくのかな?と思った。


