毎日チェックしているとあるブロガーさんが、読んでオススメだったと紹介されていた本を私も思わず買ってしまいました。




まず一冊目が、






『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる(横田真由子)』です。




現在【ファッションの自分探し】をしている最中の私。


ちょっとでも気持ちが揺らいだものは手にとってみるようにしています。




本当は手軽に本屋さんでパラッと立ち読みしたいところですが(←営業妨害)、


なかなかそんな時間もないし、やっぱり家でじっくり読み込まないと中身が頭に入ってこないんですよね。




なので、そのブロガーさんを信じて(?)amazonで購入しました。




結果は。。。う~~~~~んでした(。>w<)


期待してたほどじゃなかったかな。




この著者はかつて 有名ブランドグッチ で販売員をされていた方だそうで


接客するお客様はそれなりに上流階級の方々だったようで、


その方たちから受ける刺激だったり発せられる言葉にすごく影響を受けているようでした。




この本の帯に書かれている




●小さなバッグに入れたいものだけを持つと、本当に大切なものが見えてくる。


●荷物が減って身軽になると外へ出て誰かに会いたくなる。


●1万円のバッグを10個消費するのではなく、10万円のバッグひとつを大切にする。




という言葉だけ見ても、言っていることに納得はできるのですが、私にとっては当たり前なことと言いますか、


へぇ~、そうかぁ~、なるほど。と言って目からウロコみたいな感動とはちょっと違うのです。




〇もともと持ち歩く荷物はすでに最小限だし(30代も後半になるとだいたいの人は持ち物を選び抜いていると思う)。


〇荷物が減ったからといって、とりわけ外へ出て誰かに会いたくなるなんて気持ちにならないことを知っているし(その人の性格次第では?)。


〇一万円のバッグを何個も持とうとは思わないけれど、10万円の高価なバッグをひとつ持つということが私の望むファッションではないので(豪華一点主義ではないから)。




確かに【安物買いの銭失い=安物を買った後使わず放置】は愚行だとは思うけど、


安かったとしてもそれを気に入って使い込むことが出来れば無駄なことではないと思うのです。




でも、この方は【高級(上質)なものを持つ(使う)ことが何より一番良い】と言われていて、


そりゃあ高級ブランド品は品質だけみたら最高だろうけど


それを使う人の生活だったり価値観がどうかということにはあまり重きを置いてないように感じました。




そりゃそうですよね、だって彼女が普段相手にしている人たちは高級品を当たり前に愛用しているセレブ達ですから。




グッチの靴やシャネルのバッグ、はたまたエルメスのバッグなんて身に着けたらこれまで感じたことのない気分を味わえるのでしょうが


だからって私にとってそれが絶対必要か?と問われると、ちょっと???が飛ぶのです。




だってそういう物を上手(自然に?)に使いこなすのって生まれてから育ってきた環境がそうさせるんだと思うのです。


もしそういう物に触れる機会がなく育ったとして、大人になってそういう世界に飛び込めば(お仕事で関わったり)もしかしたら自分に浸透するものかもしれません。




しかし残念ながら私のこれまでの人生に 高級ブランド は寄り添ってきませんでしたし、この先関わっていくかと言われるとそうは思えないからです。




この本を称賛されていたブロガーさんはバッグや靴には【一生もの】と言われるステータスを大事にされている人なので、この本が訴える理念と合致したのでしょう。




他にも年齢とともに頭皮のケアは大切だから 某有名品のヘアブラシ を推奨していたり、手足は口ほどにものを言う!といわれるように手足のお手入れをマメにしましょうなど。


まぁ、ごもっともな事がつらつらつら~と書かれてありました。(※手足のお手入れは私もネイルをしているくらいなので賛成ですが)




そうそう、仕事の際に使う【名刺入れや筆記用具】にもこだわりを!とありましたが、


私は名刺を渡す機会がないし100円ボールペンは使っていませんが、1000円以内のペンで十分満足しているのでこの項目も当てはまりませんでした。




そんな私には不必要な項目がちょいちょいあって、途中読みながらウトウトしてしまいました(笑)




ですが、ある程度ハイレベルな物に囲まれて生きて行きたい!常に上を上を目指していらっしゃる上昇志向の女子の方は読んでみてもいいかもしれません。




私にはこの本を手にする前に読んでいた【服を買うなら、捨てなさい や 着かた、生きかた】(地曳いく子著)の方が、どれだけためになったか目からウロコかわかりません。




必要な本は人それぞれ、それを実感した瞬間でした。






さて、もう一冊購入したのが






『人生がときめく片づけの魔法(近藤麻理恵)』です。




実はこれが【リピートした本】なのです。


以前読破してある程度刺激を受けたのですが、こんまり流のお片づけ(通称:祭り) を実践することなく、本を手離しました。




手離した理由とましては、


小さい文字がびっしり多いので何度も読み返す自信がないなぁ~と思ったのと、家電の説明書など紙類は一切合切捨てるという考えにどうも同調出来なくて。。。




ときめくものだけ残していくっていう、トキメキという言葉のフワッと感もわかりやすいような?そうでもないような?


エッセイ集としてはまずまず楽しめたのですが、やましたひでこ著の『断捨離本』ほどグサッとこなかったんですね。




そんな今一つな感想だったのになぜまた買い直した(リピートした)のか!?




もうね。


私もわかりません(爆)。




服の片づけはもう99.9%終わっているし(しかもそれは ”こんまりさん” の技を使ってではありません)。




ただ・・・一階の台所だったり二階の物置部屋と化している部屋と納戸だったり、9年前に家を建てた時から触らずにいる物たちの存在が気になるのです。




それは家を建てた時のもろもろの書類(重要書類とは別のもの)、住み始めて買い揃えた家電の説明書。


まさかとは思いましたが、本当にこれまで家電の説明書を見て操作することはありませんでした。




一度洗濯機にエラー表示が出たので説明書を開いてみたら、【この表示が出たら購入店に電話してください】でした。




それ以来、家電で不具合が出たら説明書を見るより先に電話しています。だって故障して私たち素人が出来ることって何もないんですもの。


悩んで迷って時間を浪費するくらいなら、プロにお任せするに限ります。こんまりさんが言いたかったのはこういうことなのかもしれません。




それに故障を直しにきてくれた修理担当の人も、一度も「この家電の説明書を見せてください」とは言いません。


結構古い型の物なのに、使い方とかこの辺が壊れてるって見て判断出来るんですね。




もしその場で対応出来なければ、とっとと修理工場に持ち帰ってしまうのでますます説明書は必要ないのです。




とにかく【とっておいた方がいい物なのか、そうでない物なのかすらよくわからない物】がそこかしこにあって、


納戸にしまいこんでいるので目には入らないものの意識の中には常にあって、そういうのを見ないふりをしているのもそろそろ疲れてきたのです。




もう少しで二人目の子供も生まれるし、この転機をきっかけにして何かを変えてみたいと思ったのかもしれません。


なんでこの本を買ったのかわからない。。。と言いながら文章を書いていたら見えてきました。そうか、私は今一度家の中を整理したかったんだなー。




どこまで実行出来るかわからないけれど、とりあえずこの本をもう一度読破してみて気持ちを確かめてみようと思います!!