最近熟読している一冊の本をご紹介します!





『My Basic Note(三尋木 奈保)』


三尋木奈保さんは、ファッション誌 Oggi のエディターをされている人です。


と言っても、私はこの本を買うまで彼女の存在すら知りませんでした。


彼女のファンだからこの本を買ったのではなく、


本の表紙の『ふつうの服でおしゃれな感じのつくり方』のサブタイトルにひかれたのです。


これは偶然だったのですが、


これと一緒に購入した本(地曳いく子さん著:服を買うなら、捨てなさい)にこの本との共通点が多々ありました。


それは、


いろんなタイプの服を着るんじゃなくて、自分が好きで絶対的に似合う鉄板を見つけて深めていくってこと。


その少数精鋭の鉄板を時にアップデートしながらどんな着回しが出来るのか探求していく。


大きな変革も新規開拓も必要ない。


ただただ、自分に似合うものを極めていく。


シンプルな答えですが、これがなかなか難しい(苦笑)


皆さんは何が自分に【絶対似合う鉄板服】か、わかっていますか?


さらには、この本の著者が言う【ふつうの服】とはなんでしょうか?


私は20代の頃 プライドグライド や エフデ といった可愛いお嬢さん系の服を着ていました。


淡いピンクの膝丈シフォンスカートやこれまたピンクのカーディガンに、


リボンやレース、はたまたビジューやパンコールがあしらってあって、


はたから見たら、かなりの乙女ファッションだったと思います。


こういうファッションが当時【彼ウケ良し、彼ママウケ良し】と紹介されていました。


その頃はそのファッションで満足していたし、特に頑張ってる服だとも思いませんでした。


でも今にして思えば、本当に私が好きなテイストだったかと聞かれると疑問です。


その証拠に今はその時に買った服は一枚も残っていません。


波が引くように着るのが気恥ずかしくなっていきました。


当時のブーム、エビちゃんに乗っかっていただけだったのかもしれません。


それからは今のカジュアルなファッションに近づいていき、見た目と気持ちのギャップは縮まった気持ちです。


等身大になったって言うんですかね。


あぁ、私の好きなテイストはこっち系だったんだって妙に納得して♡


これが『ふつう』かどうかはわかりませんが、無理のない自然体でいられるファッションなのは間違いないです。


でも最近、 ただカジュアル なだけでは物足りなくなってきました。


30代も後半に入って、もうちょっと大人の女へのステップアップがしたくなったのです。


その為にはどうしたらいいか?


新しい方向性を開拓する?


ダメダメ!!


それは 三尋木さん も 地曳さん もNGにしていましたね。


新たな道に無理やり方向転換しても失敗するだけ。


ファッションは今を基本にすればいい。


基本にしながらも、最新の(型や素材への)アップデートを怠らない。


あとは服以外で何をプラスするか。


それがアクセサリーなのかバッグなのか靴なのか小物か、はたまたメイクなのか全部なのか(笑)


彼女の本にはそのヒントがたくさん載っています。


私が特に興味をひいたのは『アクセサリー』


三尋木さんの素敵なジュエリーの重ねづけを見ていたら、♡キュンキュン♡してきました(*^^*)


これぞ大人のお洒落だ~~!!


どれもこれもとっても素敵で全部欲しい♡♡♡


でもこれはあくまで三尋木さんのベストジュエリー。


私にも似合うものとそうでないものがあると思うので、実際手にして試したいと思いました♪♪


それにしてもこちらの本も何度も何度も読み返してしまいます。


ヘタな雑誌を読むより充実感がハンパない(*≧∀≦*)♪♪